『TeamSpeak』が、プロリーグ『Overwatch League』の公式ボイスチャットツールに採用され3年契約を締結したことを発表しました。
今回の契約により、2020年シーズンから3年間、グローバルで実施される『Overwatch League』の全試合において『TeamSpeak』がボイスチャットツールとして使用されることになります。
Overwatch Leagueの公式ボイスサプライヤーに選ばれたことは、TeamSpeakの優れた音声技術、グローバルでの採用における重要なステップとなります。
ゲーム内コミュニケーションの新たなデファクトスタンダードとなり、世界中の数千に及ぶプロチームやプロ志望のゲーマー達を支援出来る事に興奮しています。
ゲーム内のコミュニケーションは非常に重要です。特にプロフェショナルレベルにおいては、レイテンシー、パフォーマンス、素早いやり取りが勝利を左右します。
Overwatch Leagueの出場チームは、2020年2月からチームの地元で試合を開催するようになります。TeamSpeakをOverwatch Leagueの全試合における公式ボイスチャットツールとすることで、選手達に最高品質の音声通話を提供します。
BIG things to come, we are so excited to work with you 🥳
— Overwatch League (@overwatchleague) December 16, 2019
現在のゲーマー向けボイスチャットツールといえば、多くの人が「Discord」を思い浮かべるのではないでしょうか。
「Discord」はWeb、アプリなど様々なプラットフォームから手軽にコミュニケーションを楽しめるのが人気で、公式サイトの記載によれば2.5億人以上のゲーマーに使用されているとのこと。「It’s time to ditch Skype and TeamSpeak(Skype、TeamSpeakの時代は終わりを告げた…!)」という公式サイト表記でライバルたちをDisっていることでも知られていますが、ではなぜ「Discord」ではなく「TeamSpeak」が採用されたのでしょうか。
以下では、各ボイスチャットツールの機能比較表を確認できます。
これは「TeamSpeak」がまとめたものなので鵜呑みには出来ませんが、『Overwatch League』のようなオフライン大会では、他のツールにはない下記の機能が、安定した運用を可能にするというところで大きなアドバンテージとなっているのではないでしょうか。
「TeamSpeak」は世界最大のLANゲームパーティ『DreamHack』でも公式ボイスチャットツールに採用されているとのことです。