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内部肉抜きで外見の美しさや使用感を維持する66グラムの軽量ゲーミングマウス『ROCCAT Kone Pure Ultra』が2019年11月14日(木)より国内販売開始

66グラムの軽量ゲーミングマウス『ROCCAT Kone Pure Ultra』が2019年11月14日(木)より国内販売開始となります。

『ROCCAT Kone Pure Ultra』が2019年11月14日(木)より国内販売開始

『ROCCAT Kone Pure Ultra』は、88グラムの右利き用ゲーミングマウス『ROCCAT Kone Pure Owl-Eye』を66グラムまで軽量化させた製品です。

ゲーミングマウスはセンサー競争も一段落し、本体の「軽さ」を競い合うのがトレンドとなっています。

その手法にはいくつかあり、代表的なのがワイヤレス化、有線コードの軽量化(いわゆるパラコード仕様)、そして本体の肉抜きによる軽量化です。

「肉抜き」については多くが有線マウスに対して行なわれており、『Finalmouse Ultralight Pro』が代表格のゲーミングマウスです。このマウスのように、ボディにハニカム構造の穴を開けて軽量化したフォロワー製品が新興系メーカーを中心に続々と登場。

それに対し、見た目を損なわずに軽量化を実現しようと技術とプライドを賭けてトライしているのが歴史を持つメーカーたちです。ハニカム構造マウスは軽量化を可能としますが、マウス内部にゴミや手汗が入る心配や、そもそも見た目がよろしくないという点をマイナス要因と見るゲーマーも存在します。

『Razer』はその2つの問題点をクリアするためボディを肉抜きしない69グラムの『Razer Viper』、さらに74グラムのワイヤレスマウス『Razer Viper Ultimate』をリリース。

そして『ROCCAT』が今回リリースしたのが、66グラムの軽量ゲーミングマウス『ROCCAT Kone Pure Ultra』となります。

特徴

  • 広く愛された以前の製品の形状を保ちつつ、66グラムというかつてない軽量を実現
  • ハイブリッド対消耗コーティングによる高耐久で汚れにも強いボディ
  • 最新の16,000dpi ROCCAT Owl-Eyeオプティカルセンサー搭載 (PixArt 3389センサー改良版)
  • AIMOイルミネーション対応 (互換デバイスと同期させた発光が可能)

スペック

  • 精度12000dpiのROCCAT Owl-Eyeオプティカルセンサー 16000dpi
  • リフトオフディスタンス調整可能
  • 50G 加速
  • Angle snapping: on/off
  • 1000Hz ポーリングレート
  • 512kB オンボードメモリ
  • ケーブルの長さ: 1.8m
  • ARM Cortex-M0 48MHz
  • 重量: 66g (Ash Black), 66.5g (Arctic White)
  • サイズ: 縦115mm×横70mm×高さ39mm

想定販売価格は9,780円(税込)で、2019年11月14日(木)より国内販売開始予定です。

ちなみに、軽量化競争はさらに進んでおり『Finalmouse Ultralight 2 – Cape Town』は47グラムを実現しています。

このようなトレンドがある一方、個人的におもしろいと思うのはプロゲーマーたちが思ったほどこれらの超軽量マウスを使用していない点。

CS:GOの海外プロには『ZOWIE』の有線マウスがいまだに人気ですし、個人的に長く見ている『PUBG JAPAN SERIES』ではドン勝獲得チームにおける『LogicoolG』ワイヤレスマウスの使用率が高まっています

今後、使用率が変化していくのでしょうか。そして、プロがマウスに求めるのは軽さだけではない何かなのか、といった点が気になる点です。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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