SteelSeriesが新型センサー「TrueMove Pro」を搭載する左右対称型の有線ゲーミングマウス『SteelSeries Sensei Ten』を発表しました。
『SteelSeries』は、2009年に左右対称デザインのゲーミングマウス『SteelSeries Xai Laser』を発表。
その後、『Xai』の形状をベースとし「ARM プロセッサ」搭載・統合ソフトウェア「SteelSeries Engine」に対応したハイエンドの後継マウス『SteelSeries Sensei』をリリースしました。「Sensei」は日本語が由来となっており、海外では「師匠(Master)」という意味合いを持ちます。
『SteelSeries Sensei』は爆発的な人気を誇るゲーミングマウスとなり、廉価版の「Sensei[RAW]」、無線版の「Sensei Wireless」、そしてさらなる後継「Sensei 310」とシリーズ展開が行なわれてきました。
主な「Sensei」シリーズ
2009年:SteelSeries Xai Laser
SteelSeries がゲーミングマウス『SteelSeries Xai Laser』『SteelSeries Kinzu Optical』を発表
2011年:SteelSeries Sensei
『SteelSeries』が 32 ビット ARM プロセッサと前言撤回の LED を搭載したゲーミングマウス『SteelSeries Sensei』を発表
2012年:SteelSeries Sensei[RAW]
ゲーミングマウス『SteelSeries Sensei』の廉価版となる『SteelSeries Sensei[RAW]』発表
2014年:SteelSeries Sensei Wireless
『SteelSeries』がワイヤレス式ゲーミングマウス『SteelSeries Sensei Wireless』を発表
2017年:SteelSeries Sensei 310
SteelSeriesが新型マウス「Sensei 310」「Rival 310」を発表、PixArtと共同開発のeスポーツ向けセンサーを独占搭載
「Sensei 310」は形状が変化してしまい、熱狂的な「Sensei」ファンにとっては残念ながら望むべきものでは無かったと言えるでしょう。
オリジナルの『Xai』登場から10年、『SteelSeries』はファンが求めるクラシックなオリジナル形状に、新型センサー「TrueMove Pro」や6,000万回の耐久性を誇る「SteelSeries Mechanicalスイッチ」といった最新技術を搭載させた『SteelSeries Sensei Ten』を登場させました。
「Ten」は「Xai』誕生から10周年の「10(Ten)」、漢字「天(Ten)」のダブルミーニングとなっており、後者には「天国」の意味合いを持たせているとのことです。
オリジナルのSenseiは、PCゲーミングの歴史において最も愛されたマウスと言えるでしょう。そこで私たちは、私たちの持つエンジニアリングの専門技術を、オリジナルの形状と感覚をゲーマーに再びもたらすことに集中することにしました。我々のチームは、Senseiのデザインに真摯に向き合いながら、一方で、現代のesportsの要求に応える最新のパフォーマンスを与えるアップデートを施すという、素晴らしい仕事を成し遂げることができました。
ほとんどのゲーマーと同じように、何年にも渡って数多くのマウスを試しました。そしてSenseiを使い始めたとき、これは完璧だ、と感じました。
製品の価格はグローバルの公式ストアで「$69.99」となっています。
日本での発売、価格については現状で未定です。