『League of Legends』日本プロリーグの夏シーズン王者決定戦『LJL 2019 Summer Split Finals』が9月16日(月・祝)に行なわれ DetonatioN FocusMeが V3 Esportsに3-1で勝利し、大会3連覇を達成しました。
『LJL 2019 Summer Split Finals』は、2017年8月に行なわれた『LJL 2019 Summer Split Finals』以来となる大型会場「立川立飛アリーナ」で開催。
選手達がプレーするステージ前のアリーナ席は即座に完売になったほどの人気で、会場前にはファイナルをたのしみにするファンが入場待ちの行列を作っていました。
ファイナルに進出したのはレギュラーシーズン1位の DetonatioN FocusMe と、シーズン2位と3位によるセミファイナルで勝利した V3 Esports の2チーム。 DetonatioN FocusMeは6シーズン連続の1位通過で勝てば3シーズン連続優勝、 V3 Esportsは初のファイナル進出となります。
レーザーとCO2を使った演出が中心となっており、かなりの迫力でした。
試合開始前にTwitterで行なわれた勝利予想では、 DetonatioN FocusMeへの投票が90%を占める結果に。
【#LJL2019 Summer Split Finals】@team_detonation VS @V3EsportsJP
ただいまFinalsのWho Will Win投票を受け付け中!
王者に輝くのはどちらのチームか予想しよう!— LJL (@Official_LJL) September 16, 2019
しかし、この予想を裏切りGame1で勝利したのは V3 Esports。 DetonatioN FocusMeはこの結果にかなりの衝撃を受けたようで、後にチーム関係者の方にお話を聞いたところ「Game2」にも引きずるほど、いつもらしいプレーが出来ていなかったとのこと。
その後は、普段と変わらない落ちついたプレーが見られるようになり、最終スコア3-1で勝利し、3シーズン連続優勝と日本王者の貫禄を見せつける結果となりました。
以下は、各試合の決着シーン動画となります。
優勝した DetonatioN FocusMeは、2019年10~11月に行なわれる世界大会『2019 World Championship(Worlds2019)』の出場権を獲得。まずは、10月2日~5日、7日~8日にドイツで行なわれる「プレイインステージ」に挑むことになります。
本大会のGame4スタート直後、突如としてゲームが中断され実況のeyes氏、解説のRevol氏がトークで場を繋ぐという展開となりました。その時点ではすぐに復旧するという判断だったのか何が原因でそうなっているのか説明が無かったのですが、最終的に30分近くはゲームが中断する結果に。
原因はネットワーク障害であるとの説明がのちに行なわれ、ゲームは最初からやり直しという展開となりました(といっても実質スタートしていない状態での中断だったため、試合は進んでいないに等しい状況でした)。
このトラブルの中をキャスターの両氏はトークでつなぎましたがしばらくするとさすがに苦しい展開に。そこで次は会場に訪れたファン達が作ってきた応援グッズ、自慢のLoLグッズを紹介していく流れとなり、ファン達は次々にアイテムをアピールしてこの展開に協力。
eyes氏は最後に「ファンの皆さんが温かかった」とコメントされていましたが、ピンチの時には仲間が助けてくれるというのがLeague of Legendsらしく、個人的にも嬉しいながれでした。
そのeyes氏 と Revol氏による白熱の実況を動画で撮ったので合わせてご覧ください。
アリーナに隣接する別会場には、LJLでは初となる公式グッズストアが登場したほか、『LJL 2019 Summer Split』出場チームのブースが登場しチームグッズの販売や所属選手との写真撮影会などが行なわれていました。
各チームのブース前にもファンが行列を作っていました。
中でもDetonatioN FocusMeの行列はいつ見に行っても途切れることがないほどでした。
気が早いですが、次の『LJL 2020 Spring Split Finals』はどのような会場で実施されるのかいまから気になるところです。
DetonatioN FocusMeが出場する『Worlds2019』プレイインステージは、10月2日(水)20時からスタート予定です。
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