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『PUBG JAPAN SERIES season4』「Grade1」Day1で新体制の4チームがドン勝獲得、ロスター変更、新マップ、グレネード仕様の変更で新たな見どころ満載

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『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』公式大会『PUBG JAPAN SERIES season4』の最上位クラス「Grade1」が8月31日(土)より開幕となりました。

Season 4の注目点

「Season 4」を観戦していく上で、まず今シーズンが持つ意味合いについてまず確認しておきたいと思います。

主には、下記5点が注目点といえるでしょう。

  1. 公式世界大会『PUBG Global Championship 2019』出場権(フェーズ1&2 総合上位2チーム)
  2. 公認国際大会『Predator League 2020』日本予選シード枠(フェーズ1&2 総合上位8チーム)
  3. 新たなマップ「Sanhok」が追加され、1日4試合→5試合に
  4. ロスターシャッフルと昇格・降格によるチームバランスの変化
  5. 「Frag Granade」のドロップ率大幅低下が試合にどのような影響を与えるか
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色々気になる点が多いシーズン4。マウスのホイールもすごく気になるの、わかります。

世界大会の出場権がかかる『PUBG JAPAN SERIES season4』

『PUBG Global Championship 2019』は2019年11月8日~24日にアメリカで開催される公式世界大会。各エリアで行なわれている公式大会リーグから選出された32チームが出場して実施されます。日本には2枠の出場枠が付与されており、「フェーズ1」と「フェーズ2」の総合成績上位2チームが出場権を得ることが出来ます。

また、同じく総合上位8チームは、日本エイサーが主催するPUBG Corp.公認国際大会『Predator League 2020』の出場権2つをかけた日本予選「Predator League 2020 Japan Round」にシード枠から参加する権利が与えられます。

そのため、シーズン4はPJSの選手達にとって非常に重要な意味合いを持つ大会となります。

ロスター変更、新ルール、新マップにより新たな見どころ満載となったシーズン4

色々な見どころがあったDay 1ですが、結果を簡単に紹介します。

※ドン勝 = 1位

Round 1(Miramar) ドン勝 – Japan SunSister

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fiachan(ex-Crest Gaming Rapid), gabha, kendesu(ex-Rascal Jester), CrazySam
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Rascal Jester PUBG部門創設からのメンバーだったkendesu選手は今シーズンからSunSiterに移籍。いきなりのドン勝でかなりうれしそうでした。
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今シーズンからユニフォームも一新

Round 2(Miramar) ドン勝 – Japan Rascal Jester

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MUSHAMARU(ex-Lag HighVoltage), SeaKingJAWS, Wesker, CiNVe(ex-SunSister Suicider’s)

こちらも新メンバー2名を迎えた新体制。メンバーが変わってもやはり強い Japan Rascal JesterがDay 1からドン勝。幸先の良いスタートとなりました。

Round 3(Sanhok) ドン勝 – Japan V3 Fox

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poly, Manju, tomus(ex-Team RAYZE), whitejack

新たに追加されたマップ「Sanhok」は(4km×4km)と、「Erangel」「Miramar」(8km×8km)よりも非常に狭いのが特徴。戦いが発生しく、どんどんとキルログが流れてくため観戦側としてはバトルがぎゅっと詰った試合展開を楽しめました。

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「Sanhok」はまだデータが少ないためJapan V3 Foxは連携面を重視したプレーを心がけていたとのこと。今後、回数を重ねて行くにつれて試合展開がどのように変化していくかが楽しみなマップです。

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Manju選手と新加入tomus選手

Round 4(Erangel) ドン勝 – Japan V3 Fox

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Japan V3 Foxが2マップ連続のドン勝。お願いして「2」のポーズをしていただきました。今シーズンは何回のドン勝を手にすることが出来るでしょうか?

Round 5(Erangel) ドン勝 – Japan BLUE BEES

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Liavely, Sabrac (ex-SunSister Suicider’s), ShowK (ex-Zoo Gaming / Penguin), BrazilianSM

Japan BLUE BEESは「Season 3 Phase1」で降格となりましたが再度昇格。
Japan Sabrac 選手、Japan ShowKを加えた新構成で挑んだDay 1は、いつもらしさが出せなかったとのことでしたが、最終5ラウンド目でドン勝獲得。今後に向けてまずは一安心といったところでしょう。

5試合を終えてポイント順位は以下のとおり。

2回のドン勝を獲得した Japan V3 Fox が1位となっています。

Japan DetonatioN Gaming Blackはドン勝の獲得はありませんでしたが、最多35キルを獲得して3位につけています。

11キルでMost Killを獲得したJapan osakana 選手所属のJapan All Rejection Gaming は4位となりました。

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Season 3総合優勝の Japan DetonatioN Gaming Whiteは13位に。ここからどう巻き返していくか期待です。

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グレネードの出現率変更によるプレーの変化

Day1 を観戦してプレー面で気になったのがグレネードの出現率変化による影響です。

グローバルルールの変更によって「Frag Grenade」の出現率が大幅に低下し、「Stun Grenade(フラッシュ)」「Smoke Grenade」「Molotov Cocktail(火炎瓶)」が僅かに増加。

「Season 3」は敵がいそうなところや交戦ポイントに「Frag Grenade」をとりあえず投げ込んでみると大ダメージやキルが取れるということもあり、「Frag Grenade」はとても有効な武器の一つとなっていました。

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グレネードに関連する写真がないため、アナリストのabaraさんが手に持つチキンがグレネードだと想像してご覧ください(※シーズン4スポンサー「ガスト」の自家製ローストチキン)。

ルール変更によりこの「Frag Grenade」がレアな存在となったため、「どの局面で使用するか」が非常に重要となりました。

Day1では「Frag Grenade」に変わって「Molotov Cocktail」を家屋に投げ込み威嚇するというようなシーンが比較的多くみられたことや、「Frag Grenade」を使う必要が無さそうであれば温存のために銃撃のみで戦いきる、といったシーンが増えるなど戦い方や動きに変化がありました。

また、「結局Frag Grenadeで試合が決まった」みたいな展開が少なくなったことで交戦がよりエキサイティングなものになった印象があります。

試合アーカイブ

今後、「Day 2」は「Grade2」が9月6日(金)、「Grade 1」が9月7日(土)に実施となります。

会場で撮影した写真を紹介

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とんでもないプロダクトプレイスメントが出ていますよいま! (「ガスト」たっぷりマヨコーンピザ)
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すげえ…すげえ… (「ガスト」チーズINハンバーグ)
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サッポロ黒ラベル。「いきなり手にして飲み出したりしないだろうか」と思っていたのですが放送終了後コーナー「サッポロビールプレゼンツ PJSアーカイブス~未来に残したいこの一戦~」で実現。インタビュアーの橘亜李彩さんの飲みっぷりにはスポンサーの方も喜んでいそうでした。
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今回もまさに知りたかったことを選手に聞いてくれたインタビュアー橘亜李彩さん
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一番の気迫を感じたMAOxox選手(CrazyCatsCosmo)。
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試合中、笑顔がみえることも。写真はbabukichi選手(DetonatioN Gaming Black)。
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今回は各選手のキーボードの使い方写真を多めに撮ってきたのでぜひご覧ください。
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配信にはのらない会場での選手紹介の様子なども。64人の全選手が何らかの形で写るようにがんばってみたので、こんな選手達がやっているんだ、というこを知ってもらえたらと思います。
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選手達が交流する様子

その他の写真は以下からどうぞ(全250枚)。

参考

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

https://twitter.com/YossyFPS/
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