2019年8月に行なわれたDota 2世界大会『The International 2019』で3位となった PSG.LGDが体制変更の発表を行ないました。
体制変更は、チームの公式Facebook・Twitterにて発表されました。
1. コーチ退任
2017年1月からチームのコーチを務めてきた元プロゲーマーの Yao “357(QQQ)” Yi 氏が、チームとの話し合いの末に退任を決めたとのこと。それ以外の具体的なことについては触れられていませんが、2018年2位、中国がホストシティの2019年大会で3位と順位が落ちたことが、退任の要因の一つとなっている可能性は高そうです。
2. fy選手が3ヶ月の戦線離脱
fy選手は目の手術を受ける事になり、向こう3ヶ月間の活動休止になるとのこと。
大会敗者側ファイナル vs Team Liquid 戦では、「Rubick」をピックしサポートながら試合を決定づけるプレーで大注目を集めました。
特に、Miracle-選手のFaceless VoidのUltでキャッチされ倒される寸前だったSomnus丶M選手のGyrocopterを、Shadow Demonから盗んでいたスキルを使ってギリギリのところで生還させ、さらにはFaceless VoidのUltスキルも盗んで敵を一掃したプレーに会場中が大絶叫。ゲームを決定付けたスーパープレーでした。
3. 次シーズン最初のメジャー大会は出場を見合わせ
PSG.LGDは次シーズン最初のメジャー大会出場を見合わせるとのこと。
fy選手が不在となる事や、世界大会に向けたハードな取り組みを行なってきたであろうことから、休養を取るという判断だと思われます。
「OG」が大会史上初の2連覇達成、賞金総額約36億円のDota 2世界大会『The International 2019』で優勝