GMOグループのサーバーホスティングサービス『ConoHa』が、『Counter-Strike: Global Offensive(CS:GO)』のマルチプレー用サーバーを簡単に構築できる機能を提供開始しました。
『CS:GO』では開発元のValveが提供する公式サーバー、有志が立てたコミュニティサーバーを通じてオンライン対戦を楽しむことが出来ます。
サーバーは誰でもホスティングを行なうことが可能ですが、ある程度のサーバー関連知識が必要となる他、手順も多く非常に手間が掛かります。
参考:公式なサーバーホスティング手順
『ConoHa』では、コントロールパネルから『CS:GO』を選択することである程度の作業が自動で行なわれ、比べ物にならないくらい簡単にサーバーを立てることが出来ます。
ちなみに、この機能を使うにはメモリ1GB以上が利用可能なプランである必要があるため、月額900円のプランが最安になります。
CS:GOをプレーしてのめり込んでいくと、「自由に使える練習用サーバー、試合用サーバーが欲しい」「自分好みのカスタムサーバーをたてたい」という欲求が出てきます。
今回提供された機能を使えば、比較的簡単にサーバーを立てることが出来るので、かなりありがたいサービスです(ただ、ある程度のサーバー知識は必要になりますが)。
個人的にも、Counter-Strike1.6のサーバーやWebサーバーをホスティングしたくてLinuxやネットワークの勉強をした結果、仕事にも役立ったという経験があるので、サーバーが欲しい、新しいことに挑戦してみたいという人は是非トライしてみて下さい。
オマケで昔話をすると、2000年前半くらいに『Quake3』の試合をするということになりました。対戦相手は国内トップの D2(Deadly Drive)だったのですが、対戦は彼らが持つ自前の試合サーバーで、と告げられてチームメイトと「すげええ!」「かっこいい!」と大騒ぎしたことを覚えています。
当時は自分達でサーバーを持っているようなチームはありませんでしたが、世界を目指し真剣にプレーしていた D2は自前サーバーを用意して練習をしていたのです。このようなエピソードがあり、個人的にはいまでも自前のサーバーを持っているというのは憧れ的な要素です。
この機能を実現してくれた『ConoHa』のスタッフさんは『CS:GO』プレーヤーなのでしょうか? 会社にこの機能を提案して有益と判断してもらいサービス提供のOKをもらう、というのはなかなかに大変な事です。実現いただきありがとうございました。