「Dota 2」2018年世界大会で王者となった OG のスポンサー「Red Bull」が、ドキュメンタリムービー『Against the Odds』をリリースしています。
お互いに兄弟と認めるほどの関係性を持つ Johan “n0tail” Sundstein と Tal “Fly” Aizikは、『Heroes of Newerth』で世界一となった後に『Dota 2』へと転向。以降、様々なチームでの活動を経て、2015年に自分達が自由に競技に取り組むためのチーム OG を共同結成。
結成直後から、4つのメジャー大会制覇という大記録を打ち立てたOGですが、それ以降は歯車がかみ合わなくなりスランプに陥ります。
2018年の公式世界大会『The International 2018』を3ヶ月後に控えた状態で、チームの共同創設者でキャプテンの Tal “Fly” Aizikは、「このチームでは勝てない」と OGを去り強豪 Evil Geniusesに移籍することを決断。
信頼していた Fly に裏切られる形となった n0tailが選んだのは、 JerAx と共に OGを再建しての世界大会優勝という道のりでした。
世界大会目前、すでに有力選手は他チームに所属している中、 OGが補充したのは1年近いブランクのある ana、無名のアマチュアプレーヤー Topson、競技シーンでプレーするのは数年ぶりのコーチ 7ckngMad (Ceb) の3選手。
オープン予選を勝ち抜き世界大会の出場権を獲得したものの、下馬評では最低評価の OGは、いかにして世界王者となったのか? Flyの所属する Evil Geniuses とセミファイナルで対戦し勝利した時の n0tailの心情とは?
「Against the Odds」(あらゆる困難を乗り越えて)のタイトルに相応しい内容のムービーで、Dota 2ファン、OGファンならば心に突き刺ささる数々の展開が待っています。
Red Bull TVにて、日本語字幕付きで無料視聴出来るのでぜひご覧ください。
視聴
8月15日からは、中国・上海で『The International 2019』が開幕。
OGは、このムービーに登場するのと同じメンバーで、大会2連覇を狙います。
『Dota 2』2018年世界王者「OG」のドキュメンタリ『True Sight — The International 2018』