ゲーミングデバイス・ライフスタイルブンド『Razer』が格闘ゲームの祭典「EVO 2019」の特設サイトを開設。この中にある「Eスポーツとは?」の項目が非常に共感できる内容となっていたので紹介します。
「eスポーツ」という言葉、いまではかなり世間に知られるものとなりました。
「eスポーツって何?」と聞かれるような機会があった方もいるのではないでしょうか。
そんな時、「eスポーツ」について一体どのような説明をしますか?
「ゲームを使った対戦競技で~」
「ゲームの真剣な対戦はまさにスポーツで~」
「賞金総額20億円を越える大会もあり(League of Legends世界大会の写真や動画を見せながら)~」
「CS:GO No.1」
色々な説明があると思いますが、大体上記のようなものが多いのではないでしょうか。
『Razer』特設サイトに書かれている事は、上記とは全く異なるものです。
個人的に、この説明は「esports」を長く見ている人ほど共感できる内容ではないかとおもいます。
Eスポーツとは?
eスポーツの本質は、単に観客で満席のスタジアムや華やかな業界用語や 1 億ドルの賞金ではありません。eスポーツは、絶えず訓練を続け、対戦相手を思い通りに攻略する戦略とスキルを磨くための鍛錬の場です。また、つらい敗北を知るときも、勝利の幸福感にひたるときも、eスポーツは、チームメイト、ファン、友人の間に生まれる仲間意識であり、結びつきです。それらに増して、eスポーツとは、競技を続け、勝利を得るための終わりのない打ち込みであり、情熱です。THIS IS ESPORTS.
THIS IS #TEAMRAZER.
「ゲームで勝つ」ために情熱を燃やし真剣に取り組む姿がとにかくカッコイイのが「esports」。
「eスポーツって言ってるけどなんか違わない?」みたいに感じることがあるのですが、それは「情熱」が感じられないから、で説明出来そうです。
プロチーム FnaticのChief Gaming Officerを務めるPatrik “cArn” Sättermon 氏は「情熱を持ち続けることが大切」と語っていました。
ゲーミングデバイスメーカー『ZOWIE』創設者のVincent Tang氏にはお世話になっていて色々なお話をさせてもらいましたが、「情熱」という言葉はやはりキーワードとして何度も登場しました。
プロゲーマーやesports関係者の様々なインタビューでも「esportsで成功するには?」というような質問の答えとして「情熱」という言葉が返ってくることがよくあります。みんなが言うのですから、やはりこの「情熱」というのはesportsにおいて非常に重要な要素であることは間違いないと言えます。