台湾・香港・マカオ版『Alliance of Valiant Arms』(現地タイトル:A.V.A戰地之王)が、2019年7月30日でサービスを終了すると発表されました。
『A.V.A戰地之王』は、2010年11月17日から「戰谷」の運営で台湾・香港・マカオを対象にスタートし、2013年12月23日からは「Garena」に移管されサービスが継続されています。
「Garena」としては引き続き快適で質の高いゲーム環境を提供したいと考えているものの、事業戦略や技術的な問題の関係で2019年7月30日をもってサービス終了を決定したとのこと。
技術的な問題という点について詳しくは書かれていませんが、『Alliance of Valiant Arms』は「Unreal Engine 3」をベースにしており、リリースは2004年、現在はアップデートも提供されていないため、このエンジンをベースにゲームをアップデートしていくのが難しいという状況が問題の1つであると推測出来ます。
台湾版の『Alliance of Valiant Arms』といえば、台湾プロリーグ『AVA Elite League 2016』に日本のプロゲーミングチーム DeToNator が参戦したことや、大会で来日したこともある世界最強チーム ahq eSports Clubを輩出したことなどで日本のFPSゲーマーにも馴染みがあるかと思います。
個人的にも、『AVA Elite League 2016』を台湾まで見に行き、選手・運営チームの真剣さや台湾AVAファンの熱い声援などを体感したことがあるので非常に残念です。
日本オンラインFPS最後の砦とも言える株式会社ゲームオン運営の『Alliance of Valiant Arms』については、現状で影響はありませんので存分にお楽しみくださいる
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