日本プロリーグ『League of Legends Japan League』のシーズン王者を決定する『LJL 2019 Spring Split FINAL』で DetonatioN FocusMeが Unsold Stuff Gamingを3-0で下し優勝となりました。
『LJL 2019 Spring Split FINAL』はレギュラーシーズン1位通過の DetonatioN FocusMe と、準決勝で Crest Gaming Actに勝利した Unsold Stuff Gaming の組み合わせで、東京・渋谷のよしもと∞ホールで行なわれました。
この試合は、これまで戦ってきたシーズン王者の座と、世界大会『Mid-Season Invitational』の出場権を得られるという非常に重要な戦いとなります。
愛するチームを現地で応援しようと、ファイナルの観戦チケットは即座に完売。当日は200人を超える観客が来場し、立ち見が出るほどの盛況となりました。
ファイナルは先に3ゲームを獲得した方が勝利となるBest of 5形式で対戦。
レギュラーシーズンのプレー内容から下馬評で高い評価を得る DetonatioN FocusMe は、1試合目で Unsold Stuff Gaming にタワーを1本も破壊させないパーフェクトゲームとも言える試合運びを披露。さらに、2試合目でもタワーを1本しか渡さず一気に優勝へ王手をかけました。
3試合目、 Unsold Stuff Gaming はこれまでと異なるゲームプランを選択。
Enty選手が高い機動力を持つチャンピオンPykeを担当しマップの情報を得ながら少人数戦をしかける形で優位な展開を作り試合の流れをコントロール。複数のチームファイトでも勝利した他、育ったapaMen選手のGnarの存在感がすさまじくこのゲームは Unsold Stuff Gaming が獲得しそうという空気感でした。
しかし DetonatioN FocusMe には試合をあきらめた様子は無く勝利に向けたプレーを継続。ラストの壮絶なチームファイト DetonatioN FocusMe が制し、3-0でチャンピオンの座を獲得しました。
やはり最後にキャリーするのはこの男・DFM Yutapon!! pic.twitter.com/el9kQDfYa4
— LJL (@Official_LJL) April 13, 2019
以下は会場で撮影した観客の大歓声入り映像。
試合結果
最終順位
今回、会場でのLJL観戦は開幕戦以来となりました。開幕戦は新たな会場、有料チケット制となってから最初の試合ということもあり、ファンが自由気ままに応援するという空気感はまだありませんでした。
レギュラーシーズンを経てファンの応援力がかなりパワーアップし、今回は来場者が様々な工夫をして選手やチームたちに声援を送っていたのが印象的でした。
また、以前あると良いなと思っていた会場でのグッズ販売も行なわれるようになっていました。
試合後にはファンミーティングも実施。こちらレギュラーシーズンを通して行なわれていたこともあり、選手たちもかなり慣れた様子でファンサービスしていました。
『LJL 2019 Summer Split』ではさらにどのような進化を遂げるのか非常に楽しみです。
「日本でもこんな風にesports観戦出来たら」が実現したLoL日本プロリーグ『LJL 2019 Spring Split』開幕