Cloud9がCS:GO部門のメンバー変更を発表しました。
Maikil “Golden” Selim 選手は、2018年12月頃に戦線を離脱し、『ECS Season 6 Finals』や『BLAST Pro Series Copenhagen 2018』には代役の選手が出場していました。
Golden選手本人の説明によると、不摂生な生活が原因で心筋炎を患い完治を目指して完全休養になっていたとのこと。この度、健康を取り戻しチームに復帰することになりました。
これに合わせて、2018年9月に Cloud9に加入した Robin “flusha” Rönnquist 選手がチームを去る事になりました。本人の投稿によると競技CS:GOに疲れてしまい、しばらく休養してからの復帰を目指す予定とのことです。
Reasons for leaving Cloud9.
Read: https://t.co/YwdXF5rcJL
— Robin Rönnquist (@flusha) March 2, 2019
世界中で素晴らしい経験であった、Cloud9での活動が終わりを迎えるときがやってきました。Cloud9での挑戦は自分の人生において非常に価値のあるものでした。Cloud9のマネジメント全員に感謝していますが、Tim、 Will、Soham、Jonathanには特にお世話になりました。Cloud9が成功することを願っています。そして、過去最高のチームメイト達に感謝します。
Golden 選手は、12月から戦線離脱していた理由についてTwitlongerへの投稿で説明。この中で、ゲームを続けていく上で健康がいかに大切かというアドバイスを全ゲーマーに向けて送っています。
先日、元Virtus.proのNEO選手にベテランプレーヤーとして健康に気を使っているかを質問させていただきましたが、「とても重要で忘れてはいけない要素」との回答をいただきました。
以下は、ぜひ一人でも多くの人に読んでいただきたい内容です。
The return
Read: https://t.co/SVpqrYcOFt
— Maikil Selim (@goldenmajk) March 2, 2019
まず最初に、チームを離れていた間にしていただいた全ての支援に対して感謝いたします。
自分の体調が再び戻るまで待ってくれていたCloud9とチームメイトにも。永久に感謝します。Cloud9を最高のチームとするために最善を尽くしていきます。
CS:GOを離れている間のことはあまりお話していなかったので、少し説明します。
以下は、プロフェッショナルゲーミングをキャリアとしようと考えている全ての方へのアドバイスです。
自分の健康を大切にするために、時間の確保と努力をしてください。
全てはBlast Copenhagenの数週間前から始まりました。胸に痛みを感じ始め、リラックスや安眠が出来なくなりました。
Blast Copenhagenでは、胸の痛みと呼吸困難が原因で初戦の数時間前に救急処置室へ行かなければならないほどでした。心臓の鼓動はかなり速くなっていました。
コペンハーゲンで最初に病院を訪れてから医師による診断を何度か受け、心筋炎であることが確定しました。医師に直接診察を受ける必要があるため、スウェーデンの実家に戻り完全休養となりました。
病院に行からなくてはらなくなった最大の理由は、自分の健康に全く気を使っていなかったからです。
チームについてストレスがあり、いつもジャンクフードを食べ、睡眠は不規則、運動もほとんどしませんでした。
ゲームが上手くなるために全てを犠牲にしていました。
今回の休息を通じて、最高のゲーマーとなるためにはゲームだけで無く自分の健康にも時間を使わなければならないとわかりました。
炭酸飲料を飲まないようにし、食事はより健康的に、糖分の摂取を制限し、4ヶ月前にはスヌース(スウェーデン式のタバコ)もやめました。
健康となり、以前のスタイルを取り戻してCS:GOに復帰する事が出来たのは驚くべき事だと感じています。全ゲーマーのみなさん、1つしかないあなたの体に気を使って下さい。
最後に、改めましてありがとうございました。