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「日本でDota 2のコミュニティを発展させていきたい」国際色豊かなオフラインイベント『Tokyo Dota2 Weekly』が毎週開催中

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『Dota 2』のオフラインイベント『Tokyo Dota2 Weekly』に参加し、主催者の方にお話を伺ってきました。

オフラインイベント『Tokyo Dota2 Weekly』

『Tokyo Dota2 Weekly』は、Arvin YamauchiさんとShunpei Yamanakaさんが主催する『Dota 2』のオフラインイベントで、2019年2月からスタートしました。

3月3日に開催された今回で通算5回目で、自分はTwitterで存在を知り「『Dota 2』のオフラインイベントが日本で毎週開催されているなんて!」と衝撃を受けて早速参加してきました。

今回は、一人で参加する人の気持ちを実感するために知り合いは一切誘わずに単独で参加してみました。

イベントのDiscordは様々な言語でのコミュニケーションが活発で、現地で大丈夫かなと心配でしたが、約30名のうち日本人も8~10名くらい参加していて問題ありませんでした。むしろ、外国の方で日本語を話せる方も多くて驚きました。

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今回の会場はLFS 池袋 esports Arena。
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デバイス一式を持っていきましたが、Logicool Gのデバイスが用意されています。GALLERIA GAMEMASTERのゲーミングPC、240HzのBenQ ZOWIE XL 2546モニタ、DXRacerのゲーミングチェアもあり最高の環境でした。
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今回は6チームを作って総当たり戦を実施。ランクやコミュニケーション言語を元にチーム分け中。
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1試合目に対戦させてもらったチームのみなさん。
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主催者のArvinさんが、ゲーム開始前に激励に来てくれます。
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Dota 2をやっている方ならわかってくれると思うのですが、オフラインかつ5人チームでCaptains Mode(ドラフト方式)が出来るのって最高です。
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今日は「ひな祭り」ということで参加者に御菓子のプレゼントもありました。
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優勝チームには「esports」にかけて「スポーツ振興の神」で有名な「亀戸 香取神社」のお守りが贈られました。

毎週オフラインで『Dota 2』を楽しめるのイベントが開催されているというのはなぜなのか、どういう動機でスタートしたのかを主催者の方にきいてみました。

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主催者のArvin YamauchiさんとShunpei Yamanakaさん。日本語と英語で助けてくれたhimaさん、Arvinさんの弟のSaizoさん、日本語で話しかけてくれたStronzoさん

どういうきっかけでこの『Tokyo Dota2 Weekly』が始まったのかとても興味があります。どのようにしてスタートしたのでしょうか?

Shunpei
「日本でDota 2のコミュニティを発展させていきたい」という彼(Arvin Yamauchiさん)の書き込みを偶然ネット上で見つけたのがきっかけです。彼は外国籍で日本語があまり堪能ではないので、僕はバイリンガルなのともちろんDota 2プレーヤーでもあるので、何か手伝えないかとお声掛けして一緒にやっていくことになりました

Yossy
それっていつくらいのことでしょうか?

Shunpei
彼の書き込みを初めて見つけたのが2018年の夏くらいだったと思います。去年の東京ゲームショウの時にお会いして、「こういうことをやりたい」という話をお互いしたのですが、具体的に動き出したのが12月ぐらいです。そして、このイベントがスタートしたのが2019年の2月からです。

Yossy
そして今日で5回目というわけですね。himaさんも一緒ですか?

hima
最初は『Tokyo Dota2 Weekly』の参加者でした。ルフスに1人でDota 2をやりに来たんですけど、『Dota 2』をやってる人たちがいるのに気付いて、話しかけたのがきっかけです。『Dota 2』をやってる人がたくさん集まっているって、あまりないじゃないですか。

Yossy
そうですね。自分も『Tokyo Dota2 Weekly』のTwitterを偶然見つけて、毎週Dota 2のイベントがオフラインであって、しかもたくさんの人が来ているんだと驚いて早速今日やってきました。

Discordのチャンネル名が「JAPAN ESPORTS NETWORK」となっていますよね。今後は『Dota 2』以外のゲームでもこういうイベントを開催する予定はありますか?

Shunpei
元々『Dota 2』をやっていたのでまず『Dota 2』でスタートしました。日本ではまだ『Dota 2』はマイナーなので、他のタイトルも取り入れたほうがコミュニティとしては大きくなりますし、それをきっかけに『Dota 2』を知ってもらえる機会も広がるので将来的にはあるかもしれませんね。

Yossy
日本では『League of Legends』の方が公式展開されていたり日本語環境も整っていてプレーしやすいと思いますが、ご自身はどのようにして『Dota 2』と出会ったのですか?

Shunpei
元々『Warcraft 3』や『DotA』のプレーヤーで『Dota 2』はその延長線で知りました。最初はパソコンのスペックが低くてプレーはしていなかったのですが、新しくしてからはずっとやっています。

hima
私は友達がやっているのを見て自分もやってみたいなと思って始めました。『League of Legends』とどっちをやるか迷ったのですが、『Dota 2』の方が絵が綺麗だったのでこちらにしました。

Yossy
それで『Dota 2』を選んだのはすごい…!このイベントは色々な国の人は参加されていますね。半分以上は外国の方です。どうしてなのでしょうか?

Shunpei
そもそも告知を英語でしていたり、彼(Arvinさん)がredditに書き込みして宣伝しているので、それを見た日本在住の外国の方がやってきているんだと思います。

色々な国の人たちと交流できる場にしたいと思っていますし、日本の人にも参加してほしいので今後いろいろ工夫していきたいと思います

Yossy
今は Twitterアカウントで日本語の発信をされていますよね。今後参加したいという方はこちらをチェックすれば良いでしょうか?

Shunpei
そうですね。Twitter以外にも日本語で発信していくことを考えているのでよろしくお願いします。

Yossy
この記事を見てくれかた方の中に「イベントに行ってみたい」と思う人がいるかもしれません。そんな方に向けて、このイベントの魅力を教えてくれませんか。

hima
『Dota 2』は日本でやってる人がそんなに多くないと思いますが、外国の方は好きな人が多くてここに参加すると色々な人たちとコミュニケーションできるのがすごく楽しいと思います。英語が出来なかったり、逆に日本語が話せなくても通訳とかは私たちがするので気軽に参加してみてほしいです。

Yossy
先ほどArvinさんのお父さんが「オンラインだとチャットで喧嘩になったりするけどここだとそういうことがないのが良い」という話をされていました。

hima
それはありますね。ここは顔を合わせてプレーするので、みんなとても礼儀正しいです。顔をちゃんと知っている人同士が一緒にプレーすると全然違うんだなと思いました。
本当に『Dota 2』を楽しめる場所だと思います。ぜひ遊びに来て下さい。

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試合開始時はチャットで「GLHF(Good Luck Have Fun)」を打ち、終了後は握手と最高にesportsしていました。

イベントに参加するには?

イベントの参加登録は「MeetUp」というサイトを使って行ないます。
日本語での告知は、公式Twitterで行なわれているので最新情報をチェックしたい場合は、こちらをフォローしてみてください。

また、「Discord」チャンネルも開設されており、こちらは様々な国の方が参加されています。
日本語が出来るスタッフの方もいますし、翻訳Botが入っていてそれを通じてコミュニケーションすることも可能です。

今回は、名古屋から新幹線で駆けつけたというDota 2ファンの方もいました。
『Dota 2』をやっている人はかなり楽しめるイベントですので、興味のある方は以下のリンクをチェックしてください。

今回のイベントで撮影した写真

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

https://twitter.com/YossyFPS/
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