プロゲームチーム Northが、Twitterにて「心ない言葉を浴びせるのは止めよう」とコミュニティ全体に向けて呼びかけました。
Northが行なった投稿は以下の通り。
This is not about a single result, nor is it from a single demographic.
It is only a fraction of the hateful, threatening or insulting messages that we get on a regular basis. And then we’ve not even begun to talk about the messages players get.
We need to stop it together.
— North (@TheNorthIsHere) 2019年1月21日
「チーム」「選手」「対戦相手」「キャスター」を含む誰に対しても、脅迫や侮辱の言葉を浴びせることは決して許されず、コミュニティ全体でこのような態度を改善していく必要があると呼びかけました。ツイートに添付されている画像には、これまで寄せられた口汚いコメントの事例が掲載されています。
ストリーミング配信で試合を観戦していると、コメント欄に「雑魚www」「弱すぎ」「引退しろ」などという残念コメントが見られるのは世界共通です。
グローバルシーンではesportsの試合を対象としたベッティングサイトが存在し、リアルマネーを賭けて観戦している人もいることからさらに過激な言葉が飛び交います。
Also not okay to families, my family got death threats back in the days because we lost matches..
— Jacob Mourujärvi (@pythCS) 2019年1月21日
pyth選手「家族に対するひどい行動も許されません。自分が試合に負けたせいで、家族が死の恐怖におびやかされたことがあります」
100% agree. We give everything to win and entertain. Most fans understand and appreciate this. It’s important the minor voices of negativity don’t ruin the shouts of joy and excitement!
— G2 Esports (@G2esports) 2019年1月21日
G2 Esports「100%同意。私たちは勝利に全てを捧げファンを楽しませます。ほとんどのファンは、これを理解してくれています。重要なのは、ネガティブな少数の声が楽しみと興奮を台無しにしないようにすることです。」
There’s no place for this in our industry or among our fans.
We’re with you #StopToxicity
— Team Liquid (@TeamLiquid) 2019年1月21日
Team Liquid「esportsの世界やファンの間に、そのようなことが許される場所はありません。Northの意見にみんなが賛同します。」
GeT_RiGhT選手も連続ツイートで自身と家族が体験した恐怖体験について投稿していました。
日本でも、『PUBG JAPAN SERIES』を運営するDMM GAMESが以下のような呼びかけを行なっています。
【心無い言葉を投げかけるのは辞めよう】
PJSのコメント欄は皆様のお陰で穏やかな雰囲気になっていますが、時より心無いコメントが選手や出演者へ向けて投稿される事があります。理論的な批判と根拠のない誹謗中傷は明確に異なります😠
皆で楽しく観れるようにしたいですね😊#StopToxicity
— 【公式】PUBG_DMM (@PUBG_DMM) January 22, 2019
Twitterでは、「#StopToxicity」のハッシュタグで本件についての呼びかけや意見投稿などが行なわれています。
自分は気軽に行なった行動が、人を傷つけたり不快にしている可能性があります。
これを機会に、各人がそれぞれの振る舞いを見直してみましょう。