プロゲームチーム『DeToNator』の日本PUBG部門として活動を目指していたメンバーが独立し、独自の新チーム『Galactic』として活動していくことを発表しました。
2018年末、日本PUBG公式リーグ『PUBG JAPAN SERIES』Season 2の出場条件に関する発表が行なわれ同一運営組織が複数のチームを公式大会に出場することがルールとして制限されました。
『PUBG JAPAN SERIES』Season 2出場条件が厳格化、Grade1はチームの法人化必須、複数地域の公式リーグ出場不可など
DeToNatorは、韓国のPUBG部門を保有し韓国プロリーグ『PUBG Korea League』に参加しており、このルールが制定される前に日本での活動開始を目指してメンバーの募集を行なっていました。
しかし、 DeToNator KOREAは2019年2月からスタート予定の『PUBG Korea League 2019』1部リーグ出場が決定していることから、DeToNatorの運営会社はさらなるPUBGチームを保有することが出来ません。このため、選手達はチームを去り、自らチームを作って『PUBG JAPAN SERIES』への出場を目指すことを決断しました。
メンバーの1人は、『DeToNator』のAVA部門リーダーとして活動していた するがモンキー選手。今後のチーム名として、 DeToNatorの姉妹チームとして2012年1月14日に結成された Galacticの名称を引継ぎ活動していくことを発表しました。
※Galacticの運営は選手達が行ない、DeToNatorとは完全に別の組織として独立
しました。
AVAをやっていた方ならご存知だとは思いますが、この名前の使用については既に江尻さんから許可を得ており、別のチームとしてPUBGで新たに活動していきます。
これからも応援よろしくお願いします!— するがモンキー/surugamonkey🍌 (@s_monkey0113) January 20, 2019
Galactic は、『MSI』や『EIZO』からスポンサードを受けて日本AVAのトップチームの一つとして活躍したことで知られています。こちらには、後に DeToNator AVA部門を率いることになる SyaNha1 氏や、『Overwatch』部門のリーダー・人気ストリーマーとなる YamatoN氏も所属していました。
するがモンキー選手に確認したところ、チームは日本の公式リーグ『PUBG JAPAN SERIES』出場を目標とし、予選となる「PJS Phase1 Promotion and Relegation」に参戦予定とのこと。チームメンバーは、下記の4名となるそうです。
Galactic
Odenkunn選手、 machao-00選手はPJSのGrade1に出場してた実績を持つメンバーです。
記事の最初に掲載したロゴは旧Galacticのものですが、新生Galacticのロゴは少し異なるものを準備中とのことです。
ちなみに、チーム代表の江尻氏は自身のストリーミング配信にて日本部門をぜひやりたかったという話をされていました。この中で、日本が中国や韓国といったesportsの強豪国に追いつくために必要なことを、韓国プロリーグにチームを出場させている経験を元に説明するパートもあり、非常に面白い内容となっているので興味のある方は下記よりアーカイブを視聴してみてください。
また、 DeToNatorはPUBGのモバイル部門での活動も行なっており、こちらは先日開催された公式大会『クルーチャレンジシーズン2』で優勝となっています。
いまのところ、プラットフォームを超えての複数チーム保有についてのルールは明確化されていません。