「J-WAVE」「J:COM」「JTB」「ガンダム」等が、続々とeスポーツへの参入を表明しています。
毎週火曜夕方5:55よりテレビ東京系6局ネットで放送されているアニメ『ガンダムビルドダイバーズ』のクリエイターが、『電ファミニコゲーマー』のインタビューに登場し、「ガンプラバトルでeスポーツを目指す」ということについて語っています。
ガンプラをeスポーツに! アニメ『ビルドダイバーズ』のネトゲ設定はガンプラバトル実現への一歩だったhttps://t.co/ZgtBLLKYF7#g_bd pic.twitter.com/7WVobL3Iyz
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) July 10, 2018
また、アーケードゲーム「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブースト ON」、アプリゲーム「機動戦士ガンダム 即応戦線」を競技タイトルとし、キャラクターとホビーの文化を融合させた日本最大級の参加型エンターテインメントイベント「C3AFA TOKYO 2018」にて賞金総額100万ドルのeスポーツ大会『GUNDAM GAME GRAND PRIX(GGGP)』を開催するとのことです。
上記の『GUNDAM GAME GRAND PRIX』に協賛する株式会社JTBコミュニケーションデザインは、esports大会・イベントのポータルサイト「esports port」を開設。同サイト内にて、『GUNDAM GAME GRAND PRIX』の大会ページを公開しています。
esportsのポータルサイト「esports port」をオープン C3AFA TOKYO 2018内で初開催するesports大会『GGGP』のエン… https://t.co/fRw2rt66l0 pic.twitter.com/Ttckreldvl
— PR TIMESテクノロジー (@PRTIMES_TECH) July 12, 2018
『J-WAVE』は2018年9月29日(土)、30日(土)に六本木ヒルズで開催する「INNOVATION WORLD FESTA 2018 Supported by CHINTA」にて、『Winning Eleven 2019』を競技ゲームとする『e-SPORTS イノフェスCUP Powered by Zoff』を開催するとのことです。
当日は、ウイイレシリーズの実況アナウンサーとしても知られる、J-WAVEナビゲーターのジョン・カビラ氏がMCを担当されるそうです。
「e-SPORTS イノフェスCUP 」9月29日(土)に開催
☆使用タイトルは新作 Winning Eleven 2019
☆参加選手のエントリーを受付開始しました。
☆詳細は → https://t.co/rKALGLgkla#jwave #radiko #イノフェス pic.twitter.com/KIN008vmjU— J-WAVE 81.3FM (@jwave813fm) July 13, 2018
ということで、ほぼ毎日のように日本企業からeスポーツに関する展開のアナウンスが行なわれている状況です。このような流れは、日本国内のeスポーツ統括団体となる『一般社団法人 日本eスポーツ連合(Japan esports Union, JeSU)』が2018年2月に設立されたこと、オリンピックへの採用が期待されるなど、eスポーツが世界的なムーブメントとなりビジネス的に大きな話題になっていることの2つがきっかけになっていると思われ、事業としての検討・仕込みを経てこのタイミングで発表が重なっているのではないでしょうか。
発表されているeスポーツの取り組みは、eスポーツやゲームをテーマとした「番組」や「eスポーツ大会」というラベルのゲーム大会といったものがほとんどで、採用されるているゲームも『JeSU』プロライセンス発行対象のタイトルに偏っています。
現在に至るeスポーツの人気を作り上げてきたのは海外タイトルがほとんどですが、それらを扱っているものは非常に少ないのが現状です。まずは取り組みやすい日本タイトルからというのは当然な判断ですが、徐々に真に人気のeスポーツタイトルにおける展開にも力を入れていって欲しいと思います。
毎日新聞とサードウェーブが『第1回 全国高校eスポーツ選手権』を開催、大会出場最大100校に3年間のゲーミングPC無償レンタルを実施