eスポーツデータの分析情報を提供するサイト『SmartCast』が、最新のeスポーツタイトル格付け『ESPORTS GAMES TIERS 2018』を発表しました。
ESPORTS GAMES TIERS 2018
『ESPORTS GAMES TIERS 2018』は、eスポーツ大会でプレーされるゲームタイトルを「賞金総額」「月間視聴時間」「ソーシャルファン数(Facebook、Twitter、YouTube)」の3要素を元に、「Tier 1~3」に分類したものです。つまり、「賞金が高く、人気があり、よく視聴されるタイトル」ということになるでしょう。
ちなみに、ソーシャルファン数には中国のSNSや動画サイトが含まれていないので、中国は対象外となった分類という見方になると思います。
Tier 1
指標
- 賞金総額:500万ドル以上
- 月間視聴時間:2,000万時間以上
- ソーシャルファン数:900万登録以上
タイトル
- Counter-Strike: Global Offensive
- Dota 2
- League of Legends
- Fortnite Battle Royale
- Overwatch
- Hearthstone
Tier 2
指標
- 賞金総額:150万ドル以上
- 月間視聴時間:200万時間以上
- ソーシャルファン数:300万登録以上
タイトル
- PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
- Call of Duty: WWII
- FIFA18
- SMITE
- StarCraft II: Legacy of the Void
- Heroes of the Storm
- Tom Clancy’s Rainbow Six Siege
Tier 3
指標
- 賞金総額:50万ドル以上
- 月間視聴時間:20万時間以上
- ソーシャルファン数:100万登録以上
タイトル
- Clash Royale
- STREET FIGHTER V
- Rocket League
- TEKKEN 7
- HALO5
- World of Tanks
- DRAGONBALL FighterZ
- Gears of War ULTIMATE EDITION
- Super Smash Bros. Melee
- H1Z1
- Quake Champions
これまでは『The Esports Observer』が作成した分類を引用する事例が多かったですが、こちらは「ソーシャルファン数」ではなく「月間アクティブユーザー」を指標にしたデータで、今回のものと単純比較することが出来ません。
日本eスポーツ連合ライセンス認定タイトル
ちなみに、『日本eスホーツ連合』がプロライセンスを発行対象としている認定タイトルは、いまのところ下記の8タイトル。
- Tom Clancy’s Rainbow Six Siege (Tier 2)
- Call of Duty: WWII (Tier 2)
- STREET FIGHTER V (Tier 3)
- TEKKEN 7 (Tier 3)
- Winning Eleven 2018
- パズドラ
- ぷよぷよ
- モンスターストライク
世界的に見ると「Tier 2」「Tier 3」タイトルとそれ以外に注力していることになります。「Tier 1」は全て海外メーカーが展開するゲームのため、日本で認定タイトルとさせてもらう交渉などが難しいことなどが、サポートされていない理由として考えられます。
情報元