Fnatic が、元Ninjas in PyjamasのAWP担当の William “draken” Sundin 選手を獲得し、スターティングメンバーに起用すると発表しました。
2018年5月末、 Fnatic は Maikil “Golden” Selim選手に変わる新たなインゲームリーダーとして元Ninjas in Pyjamasの Richard “Xizt” Landström選手を獲得。 Golden 選手はエントリーフラッガーにコンバートされていましたが、このポジションではあまり良い結果を残すことが出来ていませんでした。
そこで Fnatic は、 Golden 選手に変えてAWP使いの William “draken” Sundin 選手を加入させることを決定。同選手は、 Ninjas in Pyjamasが6月上旬に Jonas “Lekr0” Olofsson選手を加入させたことによりサブに回されていました。
チームディレクターのAndreas “Samuelsson” Samuelsson氏は、下記のコメントにて draken 選手が加わることにより火力がアップされるうえに、CTサイドでAWPを2本起用した守備強化も可能になる説明していました。
Fnaticへの加入は誇りで幸せなことです。最高のインゲームリーダーの一人であるXiztはもちろん、KRIMZ、flusha、JWたちレジェンドと共にプレーするのを楽しみにしています。
Ninjas in Pyjamasでは素晴らしい時間を過ごしました。とてつもなく多くの事を学び、個人的に成長しました。そして今回、新たな活動が始まります。
2年前、自分はFnatic Academyでスタートし、1年後にいつも憧れていた選手達と同じFnaticのメインチームに加入しました。しかし、Fnaticのスターティングラインナップとしての時間は終わりとなりました。チームメイト達が努力の結果、将来的に成功することを願っています。
チャンスを与えてもらえたことを永遠に感謝します。もちろん、Fnaticの選手やマネジメントスタッフのみなさんにも感謝します。
自身の野望や目標は依然として高いままです。このようなメンバー変更は自分にとって初めてのことなのでガッカリする部分もありますが、これからもハイレベルでプレーを続ける高いモチベーションがあります。
自分は今回の件を選手・リーダーとして成長し、自身が信じる多くのことをみなさんにお見せする機会と捉えています。自分が将来的に所属するチームを代表する存在となることが出来るよう、これまでの経験を正しい方向に導いていく必要があリます。
最後に、アカデミーの頃から本日に至るまで応援してくれた全てのFnaticファンのみなさんにお礼を申し上げます。
まず最初に、共に成し遂げた全ての偉業についてMaikil(Golden)に感謝を述べたいと思います。彼は、いままで会った中で最高のハートを持つ人物で、世界中の若いゲーマーたちのロールモデルです。彼はアカデミーチームに来た時は何もありませんでしたが、一年足らずでレギュラー選手となりました。
ハードな取り組みと献身により、誰もが自分の夢を実現することが出来ます。彼が将来的に最高の選手となることを願うと共に、彼が加入するチームはその貢献に満足することになるだろうと100%確信しています。
また、William(draken)のFnatic加入を歓迎します。彼はメインAWPの役割を引継ぎ、JW選手とのハイブリッドでプレーすることになります。この偉大な2人のAWPerによって、CTサイドの守りは非常に強固なものとなるでしょう。
William(draken)を加えた新Fnaticは、世界一という目標を達成するために必要な火力を備えていると信じています。ファンのみなさんも私のようにチームの未来に興奮していることを願っています。
新Fnaticは、2018年7月~8日にドイツで開催される『ESL One Cologne 2018』にてオフラインデビューを果たす予定です。
アカデミーチームで育成してきた Golden 選手がレギュラーを外れてしまうというのは非常に残念です。しかし、上記のコメントを見てもGolden選手はかなりしっかりとした人物であるのがよくわかります。今後、すぐに新たなチームが獲得に乗り出すのではないでしょうか。