『Razer』代表Min-Liang Tang氏が、左利き用ゲーマーのためのゲーミングデバイスについて、自身のFacebookにメッセージを投稿しました。
通常、マウスやゲーミングマウスは右腕のみで使用することを前提にデザインされていますが、Razerは『Razer DeathAdder』や『Razer Naga』といったゲーミングマウスにおいて、左腕でマウスを操作する左利きゲーマー向けの製品を展開していました。
現在、これらの製品は新規製造がストップしているようで、Min-Liang Tang氏の元には左利きゲーマーから多くの要望メッセージが届いているとのこと。
これに対して投稿されたのが、今回のメッセージです。
新たな左利き用デバイスについて検討しているそうなので、おそらく最新スペック相当の左利き用マウス等が登場する可能性が高いのではないかと思います。
「For Gamers. By Gamers.」
(ゲーマーによる、ゲーマーのための製品)
これはRazerの基礎となるものです。
Razerがやることはすべて、ゲーマーによるゲーマーのためのものです。
私は左利き用マウスを最初に思いついた時の事を覚えています。
これは、ビジネスにおける売上的には全く意味の無いものでした。
損をすることは明らかでしたし、儲からない左利き用マウスを開発するのにかなりのリソースを割く必要がありました。
しかし、Razerは左利き用マウスを開発すると決断しました。
Razerにとって、左利きを含む全てのゲーマーが最高のゲーミングデバイスを手にすることが出来る事が重要だったからです。
Razerの左利き用デバイスが多くのゲーマーの人生を変えたことをうれしく思っています。
私は、そのようなメッセージを毎日たくさん受け取っています。
さて、Razerは左利きゲーマーのために出来ることをまさに検討しています。
それはやるのはお金のためでも、名声のためでもなく、「For Gamers. By Gamers.」この言葉に集約されています。