中国海南省海口市で開催されたesports世界大会『World Electronic Sports Games(WESG) 2017』Dota 2部門にてロシア代表チームが優勝となりました。
Team Russiaは、現在開催されている『Dota Pro Circuit』でランキング1位のVirtus.pro メンバー4人を含む混成チームです。対するpaiN Gamingは南米予選王者にして、予選グループDでは、このロシアを押さえて1位でプレーオフに進出となりました。
決勝戦ゲーム1はロシアがゲームを支配。RodjER選手の操るElder Titanが、paiN Gamingを大量に巻き込んでのEcho Stompを幾度も決めキルを量産していくパターンを何度も目にすることになりました。paiN GamingはGyrocopterを使用するhFn選手が、最後の望みをかけて攻撃力+330ながらも死ぬとこのアイテムを落としてしまう諸刃の剣のDivine Rapierを購入しますが、集団戦で有効活用出来ないまま倒され、ロシアが勝利する結果となりました。
ゲーム2では、ロシアの集団戦の仕掛け方がとにかくうまく、幾度となくpaiN Gamingを壊滅させトータルマネーで1万ゴールド以上をリード。ロシアの勝ちが濃厚かと思われましたが、paiN Gamingは苦しい状況から27分過ぎに2回の5人キルに成功し一気に形勢逆転。ゲーム展開次第では逆転の望みがあるDota 2らしい逆転劇でゲーム2を制しました。
勝った方が優勝のゲーム3は開始12分で20キルが発生する激しい試合となりました。この試合もロシアの戦闘の仕掛け方が抜群で、敵を減らしオブジェクトを破壊するという流れの繰り返しでゲームをリード。ラストはpaiN Gamingが絶妙なタイミングで攻撃を仕掛けましたが、ロシアはこれを見事に受けきり逆に全滅させ、paiN Gamingが投了。トータルスコア2-1でロシアが『WESG 2017』Dota 2部門の王者となりました。
ファイナル
Team Russia – the champion of WESG 2017 Dota 2 Grand Final #WESG #DOTA2
Read More: https://t.co/5Z5yVh8aMp pic.twitter.com/QecgLre8gl— WESG (@WESGcom) 2018年3月18日
なぜか優勝チームの公式の写真がいまのところこれしかアップされていませんでした。