元プロゲーマー・辛口コメントで有名な Tomi “Lurppis” Kovanen氏が、プロチーム Immortals のCS:GO部門ゼネラルマネージャーに就任しました。
Lurppis氏はCounter-Strike1.6でフィンランドを代表するプロゲーマーとして世界的に知られる選手で、引退後はプロのキャリアを元にした説得力あるコメントを武器に、大会のコメンテーター・ライターとして活躍しています。特にTwitterでは鋭い物言いも多く、Thorin氏と並んで炎上さながらの議論を繰り返す論客としても知られています。
そのLurppis氏が、総合金融サービス会社JPモルガンにおける投資銀行部門のアナリストという経歴を経て、プロゲームチーム Immortals にCS:GO部門のゼネラルマネージャーとして就任することが発表されました。
Lurppis氏はメンバーを獲得して新たなCS:GO部門を作り上げ、こちらを軸にImmortalsというチーム自体も成長させていく役割を担っていきます。
個人的には、結構言いたい放題な人という印象なのですが、そういった人が実際に現場でチームを取りまとめて結果を出せのかというのはかなり興味深いところです。
Lurppis氏はeスポーツ業界におけるほぼ全ての面に取り組んだ経験を持つユニークな存在です。選手、キャスターとして活躍した他、投資という視点から評価を下すことができます。
彼は、eスポーツ業界外の草の根からの幅広い知識とプロフェッショナルとしてプレーした経験を兼ね備えたスキルセットを持ち合わせています。
いまのところImmortalsにはCS:GO部門のメンバーがいませんが、Lurppis氏と契約したことにより変化の兆しが見られるでしょう。Lurppis氏はゼネラルマネージャーとして、チームの将来的な成功を確実とするための準備に様々なスキルを適用させていきます。
Immortalsで新たなキャリアをスタートすることを楽しみにしています。このチームで自身が興味を持つビジネスとeスポーツを結びつける機会を得ることになりました。CEOのNoah氏は素晴らしい人材をチームに集めており、Counter-Strikeで共に取り組み目標を達成することを楽しみにしています。
Lurppis氏は2012年に日本で開催されたアジア大会『Asia e-Sports Cup 2012』に出場し、日本チームと決勝戦で競い合ったことがあります。