2018年2月3日、日本のプロチーム『DeToNator』が、『台湾国際eスポーツ協会(Taiwan International e-Sports Association, TIeSA)』と提携の調印を行ないました。
『TIeSA』はesportsシーン・学会の発展・促進、才能の育成、台湾esports産業の環境改善に取り組む団体です。
両者は今回の提携により、下記のような取り組みを通じて、日本と台湾におけるesportsの発展に向けて協力していきます。
【台湾】DETONATOR、台湾eSports組織"TIeSA"と提携 https://t.co/J0MnuPxR0W— DeToNator (@DeToNator_GG) 2018年2月4日
提携実施内容
今後は「学生アマチュア大会」「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUND関連イベント・大会」「ゲームコミュニティ運営」といった活動を行なっていく計画です。
DeToNatorは2016年より台湾での活動を開始
DeToNator は2009年9月に結成されたゲーミングチームで2016年に台湾進出。現地にチームハウス・練習場を設け、『Alliance of Valiant Arms』の台湾プロリーグ『A.V.A Elite League 2016』や『Overwatch』公式プロリーグ『Overwatch Pacific Championship 2017 Season 1』といったesports大会に出場してきました。また、この他にも現地イベントのゲスト出演、オンライン大会出場、などさまざまな取り組みを行なっています。
日本のプロゲームチームが、一国を統括するesports組織と提携するのは初とも言える取り組みではないでしょうか。 DeToNatorの活動は、『TIeSA』が提携を決断するほど台湾と日本つなぐ活動として評価されていると思われます。
TIeSAと日本のプロゲーミングチームDeToNatorはesports産業の発展に向けて提携関係を結びました。
TIeSAとDeToNatorは多方面で協力し、日台のesports交流の促進、資源共有、並びにesports産業に携わる人材を育成します。
双方は先ずゲームコミュニティの運営、学生アマチュア間の大会の開催、PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDSに関する活動に着手する予定です。
この度のTIeSAとの提携は、とても大きな挑戦になります。
台湾はDeToNatorにとって大切な場所であり今後も重要な拠点になります。
2016年より台湾での活動をスタートして3年目になります。
DeToNatorの今までの知識や経験を台湾のコミュニティーへの恩返しも含めて、
若い選手の育成やeSportsの認知拡大のお手伝いをしたいと思っております。
日本と台湾の交流の懸け橋になり、より一層の発展ができるように努力したいと思います。
今後、現地の選手でのチーム作りも視野に入れて活動していきます。
若手の育成、健全な市場があるからこその発展なので気を引き締めて取り組みたいと思います。
Taipei Game Show2018でも様々なブースでこちらの組織の学生が活動していることも聞きました。
組織の代表も元プロゲーマー出身なので、今後の課題でもあるシーンの母数を増やすことの重要性を認識しておりました。
その意味では、日本も対岸の火事ではなく危機感を持って活動しなければなりません。
少しでも役に立てるようにできる範囲で慎重に進めて行きます。