『ストリートファイターV アーケードエディション』で活動する日本の21選手が、IPホルダーのカプコン社推薦により「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」を保有することになりました。
「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」は、2018年2月1日に設立された『一般社団法人 日本eスポーツ連合(JeSU)』が規定条件に基づき発行するものです。
今回は「実績保有者へのライセンス発行」という形で、ゲームの著作権を保有するカプコン社の推薦にて、公式大会「Capcom Pro Tour 2017」のランキングトップ100に入っている日本選手22人を対象とし、賛同を得られた下記21選手に発行が行なわれました。
※順位表記は「Capcom Pro Tour 2017」のランキング
ランキングに入った22選手と、今回発表された21選手を付け合わせていったところ、今回のプロライセンス発行を辞退したのは 27位 ももち選手 (Echo Fox)でした。
ももち選手は 2017年12月21日に、プロライセンスのあり方についての持論をまとめた記事を公開。この中で下記のように考え方を示していました。
もしこの先何かをキッカケに本制度と接点ができ、御協力する場面が出てきた場合は、自身が納得した上でその判断をしたいと思います。とにかく、今の自分といたしましては「大きな流れになんとなく流される形」では行動したくありません。
カプコンは今回のライセンス発行に合わせて、『ストリートファイターV アーケードエディション』公式サイト内にesportsの特設サイトを開設しました。この中で、同タイトルのエグゼクティブプロデューサー小野義徳氏による、プロライセンス発行についてのメッセージを掲載しています。
個人的に気になったのは以下のような点ですが、抜き出したことにより本来の意図と異なる受け方をされてしまう可能性がありますので、必ず本文の方を読んでいただきたいです。
下記は小野氏のメッセージより気になる点を抜粋・編集して紹介
今回の発表には「第1弾」という記載があったので、今後さらにプロライセンスの取得選手が登場していくことになります。
ライセンス発行の選択は自由ですし、一人一人の考えて活動されたら良いと思います。
JeSUプロライセンスを発行された選手も、ももち選手も応援します!