Cygamesが展開するカードバトルゲーム『Shadowverse』の公式世界大会が2018年に優勝賞金100万ドルで国内開催されることが発表となりました。
本件は、2017年12月23~24日に東京で開催された世界大会『RAGE Shadowverse World Grand Prix』のエンディングにて株式会社サイゲームスの木村唯人プロデューサーより発表となりました。
会場には行く事が出来なかったのでOPENREC.tvの配信アーカイブで確認したところ、下記のような内容となっていました。
※「10:42:35」あたりから発表パート https://www.openrec.tv/live/uDTruXJ2zV7
『RAGE Shadowverse World Grand Prix』優勝の紅茶/PaR選手が招待出場確定。
また、eスポーツ大会『RAGE』プロデューサー大友 真吾氏の発表によると、2018年2~3月に開催される『RAGE 2018 Spring』の優勝・準優勝選手に『World Grand Prix 2018(仮)』の出場権が与えられます。
RAGE 2018 spring「RAGE Shadowverse Chronogenesis」の詳細が発表されました!みなさん奮ってエントリーを!#RAGEesports #シャドウバース #SV_WGP
※本イベントは(株)CyberZが主催、運営しています pic.twitter.com/Npj5JDLfuJ— Shadowverse公式アカウント (@shadowverse_jp) 2017年12月24日
最初に情報を見たときに「賞金総額」100万ドルかと思いきや、なんと「優勝賞金」が100万ドルとのこと。詳細は改めて発表なのでどうなるかはわかりませんが、上位入賞選手にも賞金が支払われるとなれば、総額1億円を越えるeスポーツ大会となります。
日本ではスマートフォンゲーム『モンスターストライク』の公式大会『モンストグランプリ2017』が賞金総額5,000万円、優勝賞金3,000万円で開催された実績があります。『World Grand Prix 2018(仮)』が実施されれば、現状だとこれを越える日本最高記録ということになります。
現在、日本のeスポーツ団体が統合され、高額賞金大会の開催を可能とするためにプロライセンス制度をスタートすることが発表され動向に注目が集まっています。
『World Grand Prix 2018(仮)』はこの流れとは関係がなさそうなので、実施が問題ないのであれば「プロライセンスとは」ということになってしまいます。
株式会社サイゲームス、eスポーツ大会『RAGE』やゲーム動画配信サービス『OPENREC.tv』を展開する株式会社CyberZは、インターネット関連事業の大手 株式会社サイバーエージェントのグループ企業です。
サイバーエージェントは「eスポーツ」を2018年度の新たな事業領域として発表しており、『RAGE』『OPENREC.tv』『Shadowverse』はその核となるサービスと言えます。
優勝賞金100万ドルのグローバル大会を開催することで『Shadowverse』をより世界に広め、『RAGE』『OPENREC.tv』などの成長も促進させていくという狙いでしょうか。