WCG Inc.が、『World Cyber Games 2018』を2018年4月26~29日にタイ・バンコクで開催すると発表しています。
『World Cyber Games』は、2000年の『WCG Challenge』から始まり2013年まで開催されたeスポーツの国家対抗戦大会です。2014年2月に今後の開催を行なわないことが発表され、以降はサムスン電子がブランドを保有し続けていましたが、オンラインFPS『CROSSFIRE』を展開するスマイルゲート社が『World Cyber Games』に関する全ての資産を取得しました。
『World Cyber Games 2018』は、2018年4月26~29日にタイ・バンコクのインパクト・エキシビションセンターで開催。
大会のキャッチフレーズは、これまでの「Beyond the Game」をさらに発展させ「Beyond the Game, More than Sports」となっていました。あまり格好良い訳ではないかもしれませんが、「ゲームを越えて、スポーツ以上に」というような意味合いとなるでしょうか。
スマイルゲート社はブランド資産の取得を発表した際に、今後の『World Cyber Games』は「eスポーツ」に限定しない世界最高のデジタルエンターテインメントフェスティバルとして再生させていくとコメントしていました。
今回の発表に合わせて、下記4つのテーマが明らかにされています。
SUPER ARENA
最高レベルで行なわれるeスポーツ競技。
これまでに実施されてきたプログラムと言えるでしょう。
NEW HORIZONS
新技術による未来のスポーツがテーマ。
予告ムービーでは、ドローンレース、「VR」ゲーム対戦、ロボット対戦などが紹介されていました。
FAN STADIUM
様々な喜びと体験を提供するファンエキスポとのこと。
企業等の出展ブースにおいてさまざまなコンテンツを楽しめるようです。
FESTIVAL
デジタルコミュニティ文化をテーマにしたフェスティバル。
予告ムービーではコスプレや音楽イベントなどが紹介されてました。
「SUPER ARENA」競技ゲーム
公式サイトには掲載されていませんでしたが、メディア発表会の内容を報じる記事によるとeスポーツ競技のタイトル第一弾として上記4タイトルが発表されています。
『Heroes of Newerth』はグローバルだとメインストリームなMOBAタイトルとは言い難い状況になってしまいましたが、開催国タイではかなりの人気となっているためホストシティ特権のような形での採用ではないでしょうか。