アメリカプロ野球・メジャーリーグベースボールのトップチーム New York Yankees(ニューヨークヤンキース)が、eスポーツへの参入を公式発表しました。
ヤンキースは、 イチロー選手や 松井秀喜選手が所属していたことで日本人にも馴染みが深いアメリカのプロ野球チームです。
1900年頃からの長い歴史と、数々の優勝実績、豊富な資金力でスター選手が勢ぞろいするヤンキースはスポーツ界のトップブランドといえる存在です。
そのヤンキースが、世界トップクラスのプロゲームチーム Echo Fox、『H1Z1』のプロリーグを運営する Twin Galaxies、eスポーツの独自コンテンツやライブ配信などを手がける制作会社 Vision Entertainment の主要投資会社である Vision Esportsと契約しeスポーツに参入することになりました。
ヤンキースは、Vision Esportsが保有する「Echo Fox」「Twin Galaxies」「Vision Entertainment」といったプロパティにプロ野球で培ってきたノウハウを注入。
広告、スポンサーシップ、メディア・放送権、グッズ、チケット、命名権、オリジナルコンテンツ、テレビ放送・ストリーミング配信などをフル活用し収益チャンスを最大化させながら、3プロパティを急成長させていく計画です。
Echo Foxは元NBAプレーヤーのRick Fox氏が2016年1月に設立したプロゲームチームです。
「League of Legends」「Street Fighter V」「Call of Duty」「Injustice 2」「Sumer Smash Brothers」「Tekken 7」「Gears of War」「H1Z1」「Vainglory」といったタイトルで活動しており、「Street Fighter V」には『Evo 2017』優勝の ときど選手、『Capcom Cup 2014』『Evo 2015』王者の ももち選手、日本初の女性プロゲーマー チョコブランカ選手が所属しています。
左より: チョコブランカ選手、ももち選手、ときど選手