2018年1月7日
eスポーツ向けの360度VRライブストリーミングを提供する『SLIVER.tv』が980万ドルの資金調達を発表しました。
『SLIVER.tv』は『ESL』や『DreamHack』といったグローバルなeスポーツ大会運営団体と提携し、ブラウザ、アプリ、VRヘッドセット等から360度バーチャルリアリティによるeスポーツの試合観戦が可能となるサービスを提供しています。
プレスリリースによると、『SLIVER.tv』は今回のシリーズAラウンドにて「Danhua Capital」「Heuristic Capital Partners」「ZP Capital」から980万ドル(約10億円)の資金を調達。新たに得た資金は、マシンビジョン、人工知能、VRなどの分野に投資し、次世代のライブストリーミング技術の開発を促進していく計画です。
『VR』によるeスポーツ観戦はまだそれほど馴染みがないイメージがありますが、『ESL』が大型大会実施後に発表する観戦者データでは、回を重ねる毎に『SLIVER.tv』経由の観戦が増加しています。
「eスポーツ」と「VR」は親和性が高い分野なので、今後も『SLIVER.tv』に注目する投資会社が増えていくのではないでしょうか。