ドイツの自動車メーカー「メルセデスベンツ」が、世界最大のeスポーツカンパニー『ESL』とのスポンサー契約を締結しました。
今回のスポンサー契約により、メルセデスベンツは『ESL』が主催する複数のグローバルトーナメントをスポンサードしていきます。
ESLとメルセデスベンツがタッグを組む大会第一弾となるのは、2017年10月28~29日にドイツのハンブルクで開催される賞金総額100万ドルのDota 2大会『ESL One Hamburg 2017 Dota 2 Major』となります。
『ESL One Hamburg 2017』は2017-2018年シーズン最初のDota 2メジャー大会で、入賞順位に応じで高額な賞金にプラスして、2018年の公式世界大会『The International 2018』の招待チーム選定に使用されるポイントが付与されることから『Dota 2』ファンにとっては注目の大会となります。
自動車業界大手は、車の顧客層として開拓したい若者にリーチする方法として「eスポーツ」を活用し始めており、2017年1月に「Audi(アウディ)」が強豪プロチーム Astralis の一時的なスポンサードを発表。また、2017年5月には「スバル・アメリカ」がCS:GO大会『Subaru Invitational』を賞金総額2万ドルで開催しています。
メルセデスベンツのスポーツに対する幅広い国際的な取り組みは、様々なターゲットグループの利害に対応することを可能とします。
メルセデスベンツブランドとして顧客との密接な関係を保ちながら共感を構築することで、その世界に受けいれていただくことが可能となります。
私たちは急速に発展するeスポーツを追ってきました。eスポーツに関与していくことで、既存スポーツにおけるスポンサー活動を補完しつつ将来を見据えながら非常に興味深い新たなターゲットグループにコンタクトしていくことが可能となります。
#MercedesBenz will partner with the world’s largest eSports company, @ESL. We will kick off in October with the #ESLOne in Hamburg. pic.twitter.com/99eUEOLESV— Mercedes-Benz (@MercedesBenz) 2017年8月21日
ESL初の自動車ブランドスポンサーとなるメルセデスベンツとのパートナーシップに興奮しています。このパートナーシップは、ESLだけでなくeスポーツ業界全体にとって重要なステップです。世界中のファンや選手達に向けたモビリティ・ソリューションを模索しながら、共にeスポーツを発展させ次のレベルに到達させることを可能とします。