モーターレース『F1』の公式eスポーツ大会『Formula 1 Esports Series』が2017年9月からスタートします。
『Formula 1 Esports Series』は、PC、Xbox One、PlayStation4で発売が予定されている公式ゲーム『F1 2017』を競技ゲームとして実施されるeスポーツ大会です。
大会は、ゲームの開発・パブリッシャーである「Codemasters」とeスポーツ大会運営団体会「Gfinity」の協力によって実施されます。
9月から実施される予選の上位40選手が、10月10~11日にイギリス・ロンドンの「Gfnity Arena」で行なわれるセミファイナルに進出。こちらでトップ20に入った選手達が、10月24~25日にアラブ首長国連邦の「2017 Formula 1 Etihad Airways Abu Dhabi Grand Prix(アブダビGP)」会場で行なわれる決勝大会に進出となります。
優勝者は2018年大会のセミファイナル出場権、2018年に開催されるF1グランプリ観戦への招待、次回作『F1 2018』にキャラクターとして登場する権利などを得ることが出来ます。
F1に詳しい方に教えていただいたのですが、現在のF1はシミュレーターでのトレーニングが積極的に行なわれており、レースゲームが上手いゲーマーの才能が高く評価されているとのこと。
『Red Bull 5G』レーシング部門のファイナリストたちが、「グラセンツーリスモ」のタイムアタックなどの課題を含むプロレーサー育成「GTアカデミー」の最終選考に残ったり、同アカデミー出身でゲーマーからプロF1レーサーとなったヤン・マーデンボロ選手などの事例があります。
今回のeスポーツ大会開催は、そのような才能発掘や若者に人気の「eスポーツ」大会を展開することで新たなF1ファンを獲得する狙いがあるのではないかと思います。
藤井ッターさん情報提供ありがとうございました。