Valveが『Dota』の世界観を採用する新作デジタルカードゲーム『Artifact』を2018年にリリースすると発表しました。
現在アメリカのシアトルで開催されている『Dota 2』公式世界大会『The International 2017の』の会場にて、下記のトレーラームービーが流され新作カードゲーム『Artifact』の存在が明らかにされました。
ムービーでは大地か惑星なのかはわかりませんが何らかの物質が突如として割れ、そこから「赤」「青」「緑」の長方形と、「黒」の三角形が誕生。三角形を長方形が取り囲み『Artifact』のゲームロゴに変化し、さらに「THE DOTA CARD GAME」という説明書きが登場しました。
大会配信のホストを務めるDay9氏の説明によると、『Artifact』はDotaのように3つのレーン(ボード)を舞台に5人のヒーローを使用して対戦するデジタルカードゲームとのこと。
プレーヤーはゴールドを集めて武器カードを購入してヒーローを強化した後、各レーンでヒーロー達が激突することになるようです。毎ターンごとに「Creeps」が沸くそうで、プレーヤーはおそらくこれらを倒してゴールドを手に入れることになるのではないかと推測できます。ちなみ、各ヒーローには『Dota』に由来するアビリティが用意されており、例としてBounty Hunterは敵を追跡しゴールドを獲得することができることが紹介されていました。
最近のデジタルカードゲームには『Hearthstone』のルールやアイデアをベースにしたクローンゲーム的なものがいくつかありますが、『Artifact』は『Dota』のゲーム展開をそのままカードゲームに落とし込んだものとなるようなので、全く異なる独自ゲームとなりそうです。
『Dota 2』のロゴはマップの形状を現わしていますが、『Artifact』もロゴと似たようなバトルフィールドになるのではないでしょうか。今回は『Dota 2』ではなく『Dota』のカードゲームとして発表されていることから、『Dota 2』に限らず『Dota』の世界観を題材にしたゲームになっていくのではないかと思われます。
公式Twitterアカウントでは、本ゲームに関するツイートを公式アカウント宛てまたはハッシュタグをつけて投稿して欲しいと呼びかけていました。
Talk to us at @PlayArtifact or at #PlayArtifact!— Artifact (@PlayArtifact) 2017年8月9日