アメリカのラスベガスで開催された格闘ゲーム世界大会『Evo 2017 Championship Series(Evo 2017)』のStreet Fighter V部門で Tokido選手が優勝しました。
『Evo 2017』のStreet Fighter V部門には2,625人がエントリー。
選手は有名・無名に関わらず全員が予選から出場。世界一過酷なトーナメントを勝ち抜き、決勝には優勝候補の筆頭 Punk 選手と、 Echo Fox | Tokido 選手が進出しました。
Punk 選手は圧倒的な実力で1ゲームも落とすことなくダブルイリミネーション方式トーナメントの勝者側から決勝に進出。対する Tokido 選手は、敗者側トーナメントから世界一に挑みました。 Punk 選手は勝者側からの勝ち上がりのため、決勝で3セットを取れば優勝、Tokido 選手は3セット×2試合分の勝利が優勝条件となります。
本大会の Punk 選手は「マシーン」「コンピューター」と形容されほどの高速反応と正確無比なコマンド入力で「誰も勝てないのではないか」と思わされる強さと安定感を見せつけていましたが、 Tokido 選手は見事に3-1で勝利し条件をイーブンに。
先に3セットを獲得した方が優勝となるファイナルゲームでは、1セット目勝利後、2セット目のラストを必殺技「瞬獄殺」で決めるというスーパープレーを披露。実況・解説、会場、インターネット上などが絶賛の嵐のなりました。
THE RAGING DEMON! @tokidoki77 SMELLS BLOOD! 2 – 0 https://t.co/hUSGuD5gmy #Evo2017 pic.twitter.com/K4ADfTpsw7— EVO (@EVO) 2017年7月17日
Tokido 選手はそのままの勢いでラストとなる3セット目も取り3-0で「世界一」の称号を手にしました。
And @tokidoki77 is your #evo2017 Street Fighter V champion coming all the way from losers! https://t.co/hUSGuD5gmy pic.twitter.com/TWOhSP17ad— EVO (@EVO) 2017年7月17日
本人も含め誰もが「優勝間違いなし」思ったに違いない Punk 選手ですが、表彰式ではあまりの悔しさに涙を見せていました。
表彰式の様子
Tokido選手は試合後のインタビューにおいて、 Punk 選手に勝利した要因として、 Punk 選手と同じ世界屈指のカリン使いである マゴ選手との練習を繰り返してきたことを挙げていました。
泣かすなよ。馬鹿やろう…— マゴ (@magotto3) 2017年7月17日
ファイナル
インタビュー
大会のストリーミング配信視聴数は2016年大会を上回る数値となっていました。
Evo 2017 Street Fighter V 優勝の瞬間 Twitch視聴数 グローバル約176,000、日本語 約37,000 https://t.co/5a7gVBtwfc https://t.co/coQbft33Bw pic.twitter.com/eJRbgsxQeU— Yossy (@YossyFPS) 2017年7月17日
来年は『Evo 2018』に先駆け、東京にて『Evo Japan 2018』が開催されます。
下記のトレーラー動画にて、トーナメントで使用される7つのタイトルが明らかにされました。