株式会社サードウェーブデジノスが、賞金総額500万円のeスポーツ大会『GALLERIA GAMEMASTER CUP』を開催すると発表しました。
『GALLERIA GAMEMASTER CUP』はコミュニティーの活性化を目的とし国内だけで完結する「エントリー部門」と、世界を目指すeスポーツプレーヤーの育成支援を目指す「チャレンジ部門」で開催されます。
採用ゲームは、「Counter-Strike: Global Offensive」「World of Tanks」「フィギュアヘッズ」の3タイトルで開催。オンライン予選を経て、オフライン決勝戦が9月に東京都内で実施されます。
CS:GO部門の優勝チームは2017年10月19~22日に中国で開催されるアジア大会『eXTREMESLAND 2017 CS:GO Asia 2017』に日本代表として出場する権利を得ることが出来ます。
開催情報
賞金
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株式会社サードウェーブデジノスの取締役社長を務める田中 基文氏は、世界のトレンドとしてeスポーツ市場が急拡大しており、日本がアジア、そして世界に取り残されないために取り組んでいきたいと語りました。
オランダの調査会社「Newzoo」による調査データが紹介され、こちらによると2016年に557億円だった市場規模が2020年には1,682億円、年平均成長率+31.8%で成長する見込みであるデータと2016年では3.2億人だった観客数が2020年には5.9億人、年平均成長率+15.4%で成長する見込みとのこと。
株式会社サードウェーブデジノスの大浦氏は、『GALLERIA GAMEMASTER CUP』を世界の登竜門となる大会に育てていく基本方針を発表し本気でムーブメントを起こすと語りました。
そのためには、eスポーツをプレーする人口増加が不可欠で、eスポーツを体験したり競い合える場が必要であることや、アジア大会だけでなく世界大会に直接つながるよう機会も考えていきたいと述べました。
また、質疑応答では次回以降の大会で「Overwatch」や「League of Legends」といったタイトルの採用を検討していきたいと回答していました。
フォトセッション、左上からサードウェーブデジノス野口氏、スクウェア・エニックス織田氏、ベンキュージャパン下平氏、サードウェーブデジノス大浦氏、
左下からインテル藤木氏、e-sports促進機構浜村氏、サードウェーブデジノス田中氏、日本eスポーツ協会馬場氏、NVIDIA Japan谷口氏
個人的には、ここまで高額な賞金を出すということ、そして、後援・協賛・協力がしっかりついているところから本気で盛り上げていきたいという気持ちが伝わってきました。
また、NVIDIA Japanの谷口(Noppo)氏は、「日本の国旗を背負った選手が世界で活躍するの姿を見たい」と語り、自分も強く共感しました。そのためには、こういった大会の開催や環境、そしてプレーヤーの本気が必要だと感じました。