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シリーズ史上最高賞金総額100万ドル(約1.1億円)の『Quake Champions』公式eスポーツ大会『Quake World Champions』が開催決定

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アメリカで開催されている『E3 2017』にて、賞金総額100万ドル(約1.1億円)の『Quake Champions』公式大会『Quake World Champions』の実施が発表されました

『Quake World Champions』が賞金総額総額100万ドルで開催

『Quake World Champions』は、ゲームを開発する「id Software」とパブリッシャーの「Bethesda Softworks」が、世界最大規模のeスポーツリーグ『ESL』と提携して開催する『Quake Champions』の公式eスポーツ大会です。

賞金総額はシリーズ史上最高となる100万ドルとなり、「Duel」(1vs1)と「Sacrifice」(4vs4)のモードを採用。6月よりアメリカとヨーロッパの2エリアでオンライン予選、地域オフライン予選を開催し、「Duel」8選手、「Sacrifice」24チームが2017年8月24~26日にアメリカで開催される『QuakeCon 2017』で実施されるFinalsに進出となります。

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アジア地域からはヨーロッパエリア予選に出場可能ですが、日本からオンラインで参加する場合、レイテンシーの問題で不利となることは間違いありません。出場登録は、下記のページから行なうことが出来ます。

予選ページ

Michal Blicharz氏のコメント (VP of Pro Gaming, ESL)

Quakeは非常に観戦に優れたスポーツであり、ESLとBethesdaにはQuake Championsでの素晴らしいチャンスがあると思います。Quakeには、全てのジャンルのユニークな視聴者をひきつけるポテンシャルがあります。

ESLにはQuakeのDNAがあり、id Softwareにとっての完璧なeスポーツパートナーです。

Tim Willits氏のコメント(id Software, Studio Director)

QuakeはQuake Championsと共に大規模なeスポーツシーンに戻ってきます。Quake World Championshipsは世界最高の競技プレーヤーが腕を競い合うための究極の大会です。

私たちは驚くべきプロプレーヤーの才能をフィーチャーする信じがたい競技をESLと共に作り上げていくことに興奮しています。全ての参加者が、100万ドルの賞金総額とQuake World Championships初代王者の座をかけて競い合います。

『Dota 2』に続く高額賞金施策により『Quake』シリーズのeスポーツ復権なるか

『Quake』シリーズは、1990年代頃からeスポーツ競技に使用されている伝統タイトルですが、2011年の『Intel Extreme Masters Season VI』に不採用となってからは、eスポーツシーンのメインストリームを外れることになりました。

ベータの時期から100万ドルを超える高額な賞金総額で大会を実施し、昨今のeスポーツを代表するタイトルといえば『Dota 2』が有名です。こちらは2011年に賞金総額160万ドル、優勝賞金100万ドルで公式世界大会『The International』を開催し、現在ではゲーム内アイテム購入金額の一部を賞金総額に配分する仕組みを導入して、eスポーツ史上最高となる賞金総額2000万ドルを超えるタイトルとなっています。

『Quake Champions』はeスポーツにフォーカスしたタイトルとして展開していくことは以前から公言されてきましたが、今回の賞金総額100万ドルの大会開催発表により「id Software」と「Bethesda Softworks」の真剣さの一端を感じられました。

今後は、大会開催、ゲームの改善、新規ユーザーの獲得を継続していくことが出来れば、再び『Quake』シリーズがシーンを代表するeスポーツタイトルとして復活する日がやって来る可能性があります。

先の『Dota 2』と『QUAKE LIVE』にまつわるエピソードは、先日4Gamerさんにも書かせていただいたので合わせてご覧いただければと思います。

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この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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