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『Overwatch World Cup 2017』の日本代表チーム選手の決定権を持つ「競技委員会」メンバーと、グループステージに関する開催情報が発表されました。
『Overwatch World Cup 2017』
『Overwatch World Cup 2017』はBlizzard Entertainmentが主催する公式国別対抗戦です。大会に出場するのは、各国の上位100プレーヤーを対象に計測されるスキルレートランキングの上位32ヶ国で、日本は最終的に12位となり2017年8月よりスタートするグループステージの出場権を獲得。
4月末より、日本代表チームの選手を決定する「競技委員会」メンバー3名の選出投票が行なわれ、下記の3名が委員として認定されました。
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「競技委員会」候補メンバー
StanSmith – キャスター (JCG、TGS日韓エキシビションマッチ、OW NVIDIA CUP等)
太田桂 – プロチーム
SunSister代表
江尻勝 – プロチーム
DeToNator代表
グループステージで日本はスペイン、ベトナム、フィンランドと対戦
グループステージは、4チーム×8グループに別れて総当たり戦をオフラインで実施。各グループの開催地域は下記のようになっています。
グループステージ開催地域
- A, B – 中国・上海
- C, D – オーストラリア・シドニー
- E, F – ポーランド・カトヴィツェ
- G, H – アメリカ・バーバンク
各グループの上位2チーム(計16チーム)が、プレーオフに進出。その後、ベスト8に残ったチームが、11月3~4日にアメリカのアナハイムで開催される『BlizzCon 2017』の会場にて世界一を目指して対戦となります。
気になるグループステージの組み合わせは以下のとおりです。
国名の横に記載している数字は、スキルレートランキングの順位、そして各国の右側は「競技委員会」メンバーの名前となります。
グループステージ組み合わせ
Group A
- 1.
中国 – 老李JamLee, 逍遥,木子Muzi - 16.
香港 – Kin-Long Wong, Moowe, 熊猫人春日 - 17.
ノルウェー – Invision, Zappy, AverageJonas - 32.
ルーマニア – mL7, Meza, cucubau
Group B
- 8.
フランス – Troma, Degun, Alphacast - 9.
デンマーク – Krytox, Lind, Nerfdd - 24.
タイ – CastBy9Arm, Ravee, KOKFC - 25.
アルゼンチン – Klauss, Bassoid, Parkita
Group C
- 4.
スウェーデン – Zeboosai, TviQ, IDDQD - 13.
オーストリア – HeyKatie, Uber, Serenity - 20.
イタリア – Herc2, Carnifex, Hal - 29.
ポルトガル – Mowzassa, Horthic, Didex
Group D
- 5.
フィンランド – Taimou, Zappis, Tseini - 12.
日本 – StanSmith, 江尻 勝, 太田 桂 - 21.
スペイン – Winghaven, Harryhook, Bromas - 28.
ベトナム – Viruss, Min, Trung
Group E
- 2.
韓国 – Runner, Yongbongtang, Themarine - 15.
オランダ – Twoeasy, Dante, Morte - 18.
ポーランド – HighStyled, Warchawk, Blinku - 31.
オーストリア – Wat7, Thrittly, Mærcy
Group F
- 7.
カナダ – Mangachu, Huk, Pokelawls - 10.
ロシア – Anak, Rubikon, ShadowBurn - 23.
シンガポール: Sodafiz, Strykerx, Tsuki - 26.
トルコ – h3x, yaga, Johnsinan
Group G
- 3.
アメリカ – Ster, Kyky, Jason Kaplan - 14.
台湾: 阿森, 聶寶, Ray - 19.
ブラジル – pOkiz, Cooruja, Baba1u - 30.
ニュージーランド – AVRL, Smite, Nesty
Grooup H
- 6.
イギリス – Stylosa, Numlocked, Kruise - 11.
ベルギー – Dhevin, Afoxx, Toetje - 22.
イスラエル – KAFEEEEEE, Inferi, Deadlymich, - 27.
ドイツ – Internethulk, Skipjack, Cirouss
日本が出場するグループDについてですが、フィンランドの競技委員会は、Team EnVyUsのDPS・Taimou選手、Ninjas in PyjamasのSupport・Zappis選手、EnVision eSportsのDPS・Tseini選手とプロゲーマーで構成されています。
スペインは元Laser KittenzのTank・Winghaven選手、Team EnVyUsのDPS・HarryHook選手、For The Win eSportsのTank・didex選手でこちらもプロゲーマーが選出されていました。
ベトナムについては詳細不明です。
前回の記事で、コーチを保有するチームの方が戦略面で有利になるのではないかという意見を書きましたが、Liquipediaのまとめによるとコーチ経験者を競技委員会に含んでいるのは下記の7ヶ国でした。
コーチ経験者保有チーム
オーストラリア
オーストリア
ブラジル
中国
台湾
ドイツ
アメリカ
ちなみに、前回大会で圧倒的な力を見せて優勝した韓国は、現役プロ1名、キャスター2名という構成になっていました。
今後は、各国がどのような選手を代表メンバーに選んでくるかが注目となります。
グループステージは2017年8月にスタート予定です。
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