eスポーツ、FPS、MOBA、ゲーミングデバイスの最新情報を紹介する個人ニュースサイト

『Overwatch World Cup 2017』日本代表選手の決定権を持つ「競技委員会」メンバーの選出投票がスタート

owc2017

『Overwatch World Cup 2017』日本代表選手の決定権を持つ「競技委員会」メンバーの選出投票がスタートしました。

『Overwatch World Cup 2017』

『Overwatch World Cup 2017』はBlizzard Entertainmentが主催する公式国対抗戦です。大会に出場するのは、各国の上位100プレーヤーを対象に計測されるスキルレートランキングの上位32ヶ国で、日本は最終的に12位となり2017年8月よりスタートするグループステージの出場権を獲得しました

日本代表を決定する「競技委員会」メンバー投票がスタート

気になる日本代表チームのメンバーは、コミユニティ投票によって選ばれた「競技委員会」3名によって決定されます。各国毎にノミネートされている人数に差がありますが(10名選出されている国が多い)、日本は下記の5名が選出されました。

ow-vote

※特設サイトに「競技委員会」の人数に関する表記は確認出来ませんでしたが、海外コミュニティへの質問したところ「3名」という回答を得たのと、Yahoo!電競の記事に同じく「3名」の記載があることからほぼ間違いないであろうということで記載しています

「競技委員会」候補メンバー

  • Japan せんとす – ゲーム実況者 (池袋STORIAオーバーウォッチイベント出演、プレー動画等)
  • Japan StanSmith – キャスター (JCG、TGS日韓エキシビションマッチ、OW NVIDIA CUP等)
  • Japan 太田桂 – プロチーム Japan SunSister代表
  • Japan 江尻勝 – プロチーム Japan DeToNator代表
  • Japan mizuiro – GAMESTAR主催、YouTube Gaming APAC Invitationalコメンテーター、イベント開催、コミュニティ活動等

※せんとす氏は執筆時点で本件に関するツイートがありませんでした

投票は特設サイト内から行う事が可能で、Blizzardアカウントでのログインが必要となります。ログインすると上記5人の意気込みコメントと合わせて投票ボタンが表示されます。投票期間は2017年5月4日(木)までの1週間で、1カウントで3人に票を投じることが出来ます。

日本に不足する「コーチ」「アナリスト」の存在

今回のメンバー選出がどのような条件で行なわれたかは明らかにされていませんが、日本の候補者はみての通り、「キャスター」や「プロチームオーナー」が中心となっています。他国はこれに加えて、プロゲームチームで「ヘッドコーチ」を担当する人材が候補に名を連ねています。

ゲームへの深い知識を持つコーチやアナリストといった人材は、チーム構成や今後挑んでいく試合において重要な役割を果たしていくと思われます。もちろん、代表メンバー決定の際や、8月よりおそらくオンラインで行なわれるグループステージでそういった能力を持つ人材の協力を仰ぐことは可能でしょう。しかし、アメリカで11月に開催されるプレーオフに進出した際には、基本的に選出された出場選手と「競技委員会」のメンバーが招待されるため、「競技委員会」にコーチ的な役割を担える人材がいないと不利な展開になる可能性があります。

何はともあれ、まずはグループステージを勝ち抜くことが必要となるため、それを実現してくれる選手を選ぶ「競技委員会」メンバーが誰になるかが重要となります。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

https://twitter.com/YossyFPS/
SNSでフォローする
YouTube

取材動画、ポッドキャスト等配信中。チャンネル登録をお願いします!


アフター6ジャンクション出演時アーカイブ