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『Dota 2』のマッチメイキング改善アップデートがリリース、Steamアカウントと電話番号連携等を導入により公平な対戦を目指す

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『Dota 2』のマッチメイキングを改善するアップデートがリリースされました。

Matchmaking Update

今回の「Matchmaking Update」では、複数のSteamアカウントを使用しての不正行為、マナー違反などの解決し、公平で快適な対戦を実現するために大きく5つの対策が導入されました。

1. Steam アカウントと電話番号連携

  • Steamアカウントとユニークな電話番号の連携を求めるようにした
  • Steamアカウントには1つの電話番号のみを割り当てることが出来る。
  • それぞれの割り当ては変更可能だが、新たに登録出来るの3ヶ月後となる
  • 2017年5月4日より、Rankedゲームに参加する場合はこの電話番号連携を行なっている事が必須となる

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2. Solo Queue

  • Solo Ranked Matchmakingの参加者が全員ソロとなるようにするオプションを追加

いままでは、自分のチームは全員ソロ参加なのに、相手チームには複数人パーティが組み込まれているという不公平な対戦がありました。

3. 複数人チームでプレーする場合のMMRの取り扱い

  • 「Solo MMR」が「Party MMR」よりも高い場合、高い「Solo MMR」を適用して試合検索をするようになった。これにより、対戦相手は「Solo MMR」と「Party MMR」の中間値にあたる実力のチームになる

これまでの状況だと実力のバランスが取れず不満なゲーム展開となるケースが非常に多かったそうですが、この仕様にすることでこの問題を解決できるという判断とのことです。

4. マッチメイキングでの取り組み

  • 暴言や試合中の切断などを行なったことが原因で参加させられる「Low Priority」ゲームの仕様を変更。「Low Priority」から抜け出すには規定試合数の勝利が必要ですが、さらに数時間~最大4日間という期間による条件が追加されます。
  • ゲームの途中放棄、妨害・迷惑行為についての検知を強化し、厳しい処罰を与えていくしていく方針。
  • Botアカウントの検知を強化し、かなりの数を永久BANした

5. 各地域のサーバーについて

  • プレーヤー人口が少ない南アフリカ、インド、ドバイサーバーでの「Ranked Matchmaking」提供を終了。「Ranked」と「Unranked」に分ける必要があるほどこれらのエリアにおけるプレーヤー人口が増加した場合には再びサービス提供する予定。
  • これらの人口が少ないサーバーは「Ranked」ゲームで「MMR」を上げるのに不正利用されていた。

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この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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