イギリスを拠点とするプロゲームチーム『Fnatic』が、中国のeスポーツエージェンシー『B.O.O.T』と戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表しました。
2017年3月17日、中国で開催されているCS:GO大会『China Cup 2017』の会場にて『Fnatic』と『B.O.O.T』の契約締結式が実施されました。
『China Cup 2017』には、中国大会『CS:GO Super League 2016』の上位2チームに加えて、 Fnatic Academyや B.O.O.T-dreamScapeなど4つの国際チームが招待枠で出場しています。
このパートナーシップを実現させるキーマンとなったのは、元Fnatic Counter-Strike1.6部門のスナイパー Harley “dsn” Örvall 氏。同氏は2016年夏頃より B.O.O.T のコーチに就任しており、元チームメイトで親友でもある Fnaticの Patrik “cArn” Sattermon氏と B.O.O.Tを結びつけました。
今回のパートナーシップにより、中国におけるのFnaticブランド促進をはかるため、B.O.O.Tがソーシャルメディア上でのFnatic関連コンテンツの配信・管理を担当。動画を含む中国向けのオリジナルコンテンツも展開していく計画です。
また、アカデミーのカリキュラム、ゲーミングセンター、ゲーミングデバイスのライセンス(Fnatic Gear?)など様々なビジネス展開の可能性について議論を行なっているそうです。
Fnaticの中国進出は、韓国(StarcraftII、League of Legends)、マレーシア(Dota 2)に続く3番目のアジア展開となります(※韓国は撤退済み)。
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B.O.O.Tとの戦略的パートナーシップ締結にとても興奮しています。私たちはeスポーツのグローバルな境界線を共に押し進めることを楽しみにしています。Fnatic と B.O.O.T は、eスポーツをよりグローバルなものにするという同じビジョンを共有しています。今回の提携は、西洋と東洋のeスポーツの距離を縮めることを可能とします。
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