アメリカのボストンで開催されている展示会『PAX East 2017』にて、QUAKEシリーズ最新作『Quake Champions』がプレイアブル展示され、さまざまな新情報が明らかになっています。
『PAX East 2017』の前に行なわれた海外情報サイト「Polygon」による『Quake Champions』クリエティブディレクターTim Willits氏へのインタビューで以下の内容が明らかにされています。
主な内容
『Quake』シリーズはこ1996年のリリースからこれまで基本的にゲームや拡張パックを購入してプレーする販売モデルが採用されてきました。例外として、『Quake III Arena』をベースとした『QUAKE LIVE』が基本無料、サブスクライブモデルで展開されてきしまたが、最終的には買い切り型に変更されています。
インタビュー内に「Favor」は簡単に手に入れることが出来るという記載があったため、おそらくゲームプレー等を通じて貯めることが出来るもので、早く一定量が欲しければ購入するという現在の「Free-to-Play」ゲームによくあるモデルとなるのではないでしょうか。詳細がまだわかっていませんが、『League of Legends』のような形式が近いのではないかと思います。
下記を含め様々な動画が公開されています。
So, it kind of looks like people are enjoying @bethesda's @quakechampions #PAXEast #Quake pic.twitter.com/EsGO3KTN2m— Radeon RX (@Radeon) 2017年3月10日
デフォルトのキー配置は以下。
Cheat sheet #paxeast #Quake pic.twitter.com/hadiwlb6E9— Quake Champions (@QuakeChampions) 2017年3月10日
– チャンピオンは死ぬたびに変更可能
– 1試合15分
– ScalebearerのBull Rushは曲がれる
– Clutchはシールド張ったまま武器打てる
– VisorのPiercing Eyeの継続時間5秒
– ロードアウトは3つの武器から初期武器を選ぶ。#qcjp— taharasan | C4LAN (@uNleashed_jp) 2017年3月11日
「PC Gamer」には Jessica Famularo 氏による「Don’t worry, Quake Champions is still Quake」というタイトルのプレーレビューが掲載されています。「心配無用、Quake ChampionsはQuakeだ」というような感じでしょうか。
本作に新たな導入された各チャンピオン固有の独自アビリティが『Quake Champions』をこれまでの『Quake』シリーズとは全く別物にしてしまうのではないかという危惧について、Jessica Famularo 氏はこれらがゲームを別物にするような要素ではないと感じたとコメント。武器やアーマーを手に入れて戦っていくこれまでの要素がコアとなりつつ、アビリティを攻守に組み込んでいく楽しさがあると紹介していました。
また、『Overwatch』のようなヒーローシューターを期待している人は、おそらくガッカリすることになるだろうと指摘。その理由について、『Quake Champions』のチャンピオンには『Overwatch』のような特徴的なボイスやパーソナリティが導入されていないことを挙げていました。
id SoftwareのパブリッシャーBethesda SoftworksがAMDと提携している関係か、今回の展示では下記のPC構成でプレイアブルが行なわれています。
PCスペック
Excited to be working w/ @AMDGaming on a long-term strategic partnership that will produce unprecedented performance for our fans. #GDC2017 pic.twitter.com/RBg2qLJs7Y— Bethesda Softworks (@bethesda) 2017年2月28日
Tim Willits氏はJessica Famularo 氏の質問に対し「レッドライト(AMDのグラフィックボード?)はゲームをより速く動かすのを手助けしてくれます」とコメントしたそう。GeForceシリーズと比較してという意味なのかはわかりません。ゲームの正式な動作スペック等も含めて気になるところです。