ゲームの企画・開発・運営事業を展開する株式会社Cygamesが、世界トップクラスのプロ格闘ゲーマー3選手と契約しチーム「Cygames Beast」を結成したことを発表しました。
株式会社Cygamesは『グランブルーファンタジー』や『Shadowverse』など様々な人気ゲームを展開する企業です。
同社は、日本を代表する格闘ゲームのプロゲーマー 梅原大吾選手、Red Bullアスリートの Snake Eyes選手、元Evil Geniuses所属の PR Balrog選手といった世界的に有名で実績のある3選手とスポンサー契約を締結。
また、梅原選手の愛称「Beast」であるを名称の由来としたチーム「Cygames Beast」を発足させました。
弊社は事業の主軸であるソーシャルゲーム事業の枠にとらわれず、様々なフィールドを通じて、人々に喜びや夢を与える最高のブランドを目指すとともに、社会に多様な価値を提供することを目標としています。
これまで、サイゲームスは日本市場を中心に活動してまいりましたが、2016年6月の『Shadowverse (シャドウバース)』のリリースを皮切りに、海外市場も視野に入れ世界中に「最高のコンテンツ」を届けたいという思いを強くしてきました。
そのため、このたび、世界でも群を抜く実績と認知度、人気を誇り、高い発信力を持つ梅原大吾選手、さらに、北米の人気プレイヤーであるスネーク・アイズ(Snake Eyez)選手、PRバルログ(PR Balrog)選手と、スポンサー契約を締結し、「Cygames Beast」を発足することとなりました。
さらに、梅原大吾選手が賞金寄付などを通し、格闘ゲームコミュニティへの貢献、そして、後進の育成にも尽力する姿は、自社のコンテンツにかかわらず、プロプレイヤーが活躍できる土壌を作り、ゲーム業界の永続的な発展に寄与していきたいというサイゲームスのビジョンと一致しており、今後、パートナーとしてともに歩んでいけることを非常に光栄に思っています。
長年活躍している @Snake_Eyez_ と @PR_Balrogも同時にスポンサードを受け、2人と一緒に「Cygames Beast」として新たなプロシーズン開幕を迎えます。これからも温かい声援をお願いします。 pic.twitter.com/MIMDCDhuzD— 梅原大吾 (@daigothebeastJP) 2017年3月2日
Excited to be partnered with @Cygames_PR along with @PR_Balrog and @daigothebeast have a lot in store this year! pic.twitter.com/U5BAcHVf6K— Darryl S. Lewis (@Snake_Eyez_) 2017年3月2日
Proud to announce my partnership with @cygames
Extremely excited for this new year and happy to be around @Snake_Eyez_ and @daigothebeast pic.twitter.com/IqhwAZKi93— Eduardo Perez (@PR_Balrog) 2017年3月2日
「Cygames Beast」の詳細については改めて発表予定とのことです。
Twitterなどでは、Cygamesによる格闘ゲームの開発展開を期待する声が見かけられました。
「Cygames Beast」が格闘ゲーム以外のゲームの選手とも契約していくことになるのかなど興味深いところです。ただ、例えば『League of Legends』などはゲーム開発会社・販売業者は公式eスポーツ大会においてチームのスポンサーになることが出来ないといったルール(項目3.7)が適用されるため、活動が制限されるタイトルも出てきます。
今回の契約により、「株式会社サイバーエージェント」の関連会社である「株式会社Cygames」はeスポーツ展開にも力を入れるオンラインカードゲーム『Shadowverse』、eスポーツチームとも言える『Cygames Beast』の2つを持つことになりました。
同じサイバーエージェントグループである「株式会社CyberZ」は、eスポーツ大会『RAGE』シリーズの主催、ゲームストリーミング配信サービス『OPENREC.tv』のサービス提供、プロゲームチームやeスポーツ大会のスポンサードを行なっており、「サイバーエージェント」グループ内で強力なeスポーツの展開体制が整ってきています。
ちなみに、「株式会社Cygames」はトレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」のプロチーム『Team Cygames』の運営も行なっています。