『Razer』がAndroidスマートフォン「Robin」を手がけるアメリカのNextbit Systems社を買収したと発表しました。
Nextbit社は「よりスマートなスマートフォン」をテーマとし、洗練されたデザインや容量問題を解決する「クラウド」へのデータバックアップなどを特徴としたAndroidスマートフォン端末「Robin」を開発する2013年設立の新興メーカーです。
Razerは2017年1月にNextbit Systems社を金額非公開で買収し、資産の大半を取得。同社の幹部を含むスタッフはRazerの従業員となり、独立したビジネスユニットとして活動を行なっていく予定とのこと。
ちなみに、Nextbit Systems社は「Robin」端末やアクセサリの販売をすでに停止していますが、6ヶ月の保証継続、2018年2月までのソフトウェアアップデートとセキュリティパッチの配信を実施すると約束していました。
今回の発表において今後の具体的な展開については明らかにされませんでしたが、将来的には「Robin」の開発力やノウハウを元にした「ゲーミングスマートフォン」が誕生するのではないかというのが一番短絡的な予想でしょうか。もちろん、1680万色に光る「Razer Chroma」機能搭載で。
Nextbit社は、モバイル業界における最もエキサイティングな企業の一つです。Razer は、激変する業界の中で、輝かしい業績を上げてきました。そこでは、我々のテクノロジー、デザイン技術、イノベーションが、周辺機器やノートPCといったカテゴリーにおいて支配的なポジションを長期にわたり現在まで獲得することを可能にしました。さらにNextbit社がRazer社にもたらす才能により、我々は新しい分野においても更なる飛躍・成長ができることを楽しみにしています。
より多くのオーディエンスにリーチし、我々のミッションを引き続き遂行するために、より大きなブランドに参加する決定をしました。幸運にもRazerという会社に出会い、彼らが我々のデバイスの持つ可能性を広げる意義に共感したのです。