『BenQ』が展開するゲーミングブランド『ZOWIE』より、統合環境的なゲーミングデスク『ZOWIE ZONE』が発表されました。
『ZOWIE』は「最高の競技ゲーム環境」を構築することを目標とするゲーミングブランドで、これまでにプレーヤーが自分に合った製品を選ぶことができるよう、サイズや形状が異なるゲーミングマウスを複数ラインナップするなどの製品展開を行なっています。
そして今回、競技ゲーマーのための統合環境を構築するための新たなステップとして、『ZOWIE ZONE』を発表しました。
『ZOWIE ZONE』は、「ゲーマーが個人に合わせた設定で簡単かつ素早く快適に使用できるという」これまでのZOWIEの基本コンセプトを踏襲した設計のデスクとなっています。
デスクにはPCとアーム付きのZOWIE製ゲーミングモニタがセットされており、デスクの右側に配置された電源オンボタンを押すことでPCやモニタといったシステムが一気にオンとなり簡単にPCを利用機能となります。
机に付属するボタンを押すだけで机を自動で上下させて簡単に高さを調整することが出来る他、アーム付きのモニターの位置や高さを手動で簡単に合わせることが可能。様々なキーボードやマウスの置き方が可能となるよう、ぶつかったりすることのない幅広いスペースも確保されています。
また、机の左側にはサウンド関連の入力端子や調整ボタン、デスク奥の両端にはUSB端子、電源、音声出力ポートなどが用意されていました。
気になるのは価格ですが、『ZOWIE ZONE』はいまのところ一般販売の予定はなく、『ZOWIE』がサポートとするゲーミングカフェやイベント・大会でのみ利用可能になるそうです。
大会で使用される競技デスクは基本的に高さを変更出来ず、調整するにはモニタの下に土台となるものを置いたり、イスを何らかの方法で変更するなどの対応が必要でしたが、この仕組みであればより自分の環境に合わせてプレーすることが可能となりそうです。
4Gamer.netに掲載された現地発表会のレポートには、公式サイトに掲載されている以上の情報がまとめられているので合わせてチェックしてみてください。