2017年1月6~8日にマレーシアで開催された賞金総額25万ドルのDota 2大会『ESL One Genting 2017』で Digital Chaosが優勝となりました。
『ESL One Genting 2017』はマレーシアの高原リゾート「Genting Highland」内にある収容5,000人規模のアリーナ「Genting Arena of Stars」にて、出場するのは招待4チーム、4エリアで開催された予選を勝ち抜いた4チームを併せた計8チームが出場して行なわれました。
This is how champions look like!
Thanks to the incredible fans here in Malaysia and everyone that tuned it!
GG @DIGITALCHAOSgg! #ESLOne pic.twitter.com/v5YxKRfIfV— ESL Dota2 (@ESLDota2) 2017年1月8日
The first ever #ESLOne trophy for @DIGITALCHAOSgg! pic.twitter.com/RZPjsYFf0K— ESL Dota2 (@ESLDota2) 2017年1月8日
招待
中国予選
ヨーロッパ予選
マレーシア予選
東南アジア予選
Group A
Group B
グランドファイナル
グランドファイナルは共にグループを1位通過した2チームが進出。
1ゲーム目は序盤から Newbee がキルを量産。Midプレーヤー Sccc選手が操る Outworld Devourer が16キル0デス8アシストの大活躍を見せ一気に勝利。
2ゲーム目は中盤以降から膠着状態となりましたが、 Digital Chaosの Resolut1on選手がNaga Siren のスキルでイリュージョンを大量に発生させ徐々にオブジェクトを破壊していきました。 Newbee としてはかなり苦しい状況となり、この流れを打開することはできませんでした。
3ゲーム目は Sccc選手が得意とする Shadow Fiend が10キル0デスと大暴れとなり、終始 Newbee ペースのゲームとなりました。
Newbeeが王手をかけた4ゲーム目は Resolut1on選手のSlarkが高い機動性を活かしたアグレッシブなアタック攻勢で10キル0デス。なすすべ無しの Newbeeは30分を前に「gg」コールで投了。 MoonMeander選手がタワー交換からのテレポートを読んでか先読みでSandKingのUltimate Skillを繰り出すも、予想が外れ不発に終わったシーンが印象的でした。
5ゲーム目も Digital Chaosが Resolut1on選手を中心に開始10分ほどで6キルほどを計上し、その流れを切らさず猛攻を続けゲームを支配。 Newbeeはスモークを使用して透明となってからの奇襲で活路を見いだしましたが、 Digital Chaosがこれを完全に受けきって倒し返すと「gg」コールが入りゲーム終了。 Resolut1on選手はもたもや12キル0デスの大活躍でした。
Digital Chaosが3-2で勝利となり、ついに大型国際大会での初タイトルを獲得しました。
セミファイナル
7.00パッチでゲームに大幅な変更が加えられた結果、経験値やお金が入りやすくなった他、マップ間の移動も早くなり、試合の中身が凝縮され非常に展開がスピーディになりました。間延びした展開が少なくなった印象で、かなり良いアップデートだったのではないかと改めて実感しています。
大会の配信アーカイブは下記から視聴することが出来ます。