プロゲームチーム Evil Geniuses と Allianceが独立したeスポーツチームとなったことが発表されました。
Evil Geniuses と Allianceは、これまでEvil Geniusesの創設者であるAlex Garfield 氏がオーナーを務める GoodGame社のマネジメントで運営されてきました。
このGoodGame社は2014年にAmazon傘下のゲーム配信大手『Twitch』に買収されており、チームはこれまでTwitch傘下として運営されてきたことになります。
そして今回、両チームがGoodGameのマネジメント下を離れ、選手たち自身がオーナーとなったeスポーツチームとして活動していくことになりました。
Evil Geniusesの新しいCEOは、この夏に現役を引退した元Dota 2世界王者の Peter “ppd” Dager氏。
AllianceはDota 2部門キャプテンの Jonathan “Loda” Berg氏が現役選手 兼 共同オーナーとしてチームに関わっていくことになります。
Evil Geniuses と Allianceはeスポーツにおいて最も注目されるブランドであり、2014年にTwitchに買収されたGoodGame社のビジョンやインフラストラクチャのかなりの部分を占めています。
Twitchはスポンサーシップの分野における専門知識やリーダーシップのためにGoodGameを獲得しました。私たちはこれらのサービスをスケールするアイデアや、より広範囲なゲーミングコミュニティにマネタイズの機会を提供する事を考え続けています。
また、Twitchには両チームが私たちの優遇措置を受けずとも独立して運営されていくようにする義務がありました。
本日、Evil Geniuses と Allianceの両チームが、選手がオーナーの独立組織となり、完全な独立性を持ったことをうれしく思います。
両チームは引き続きTwitchにおいてストリーミング配信を行なっていきますし、私たちもサポートを続けていきます。両チームのブランド、選手契約、そして彼らの未来は選手や彼らが選んだマネジメントの手に渡りました。彼らは完全に独立しており、Twitchは他のeスポーツチームと同じくEvil Geniuses や Allianceと取り組みを行なっていきます。
Evil Geniusesが独立したeスポーツブランドになる事を発表するのをうれしく思います。
5年前、自身の人生がこのようになるとは予想もしていませんでした。しかし、いま私はここにいます。この会社を構築していくリーダーとして私を信頼してくれたTwitchやEvil Geniusesに関わる皆さんに感謝します。
Evil Geniusesに加入した2014年からメンターとなってくれたAlex Garfield氏には特に感謝しています。私は彼がやってきた全てを見てきました。そして彼の足跡をたどる機会がやってきました。
彼なくしてこのようなことは起こりえませんでした。Evil Geniusesと私は、永久的に感謝します。
ヨーロッパに戻りのちにAllianceとなるNo Tidehunterを立ちあげてから長い道のりでした。
(※Loda選手は2012年に Zenith の一員としてThe International 2に出場。その後チームを結成)
私たちはAlex Garfield氏やGoodGame社と共に取り組むことで、Allianceという誇るべきチーム・ブランドを作り上げることが出来ました。
そのうちGoodGameはTwitchに買収され、私たちの未来はより明るいものとなったようにみえました。Twitchが私たちのビジョンを共有し、組織を拡大・進化させるための手助けをしてくれることを本当にうれしく思います。彼らはこの買収においてプレーヤーサイドにコントロールのマジョリティを与えてくれました。
私たちはTwitchの継続的な支援とパートナーシップと共に未来に備えていきます。私たちの夢は、最高の取り組みをしているプレーヤーをサポートするために、より多くのゲームに展開していくことです。
この取り組みはHerthsoneですでに開始しており、今後も部門を増やしていく予定です。
このようなことを可能にしてくれたGoodGame と Twitchのみなさんに感謝します。Kevin Linさん、あなたは私たちに信頼を示し、私たちが真の「Alliance(同盟)」と呼べるものになることを手伝ってくれました。
Allianceの始まりから熱心に取り組んでくれたAlex Garfield氏とKelly Ongには特に感謝しています。2人がいなければ、現在のAllianceはあり得ませんでした。