Dota 2の大型アップデート「7.00 UPDATE THE NEW JOURNEY」がアメリカ時間の2016年12月12日にリリースされます。
7.00 UPDATE THE NEW JOURNEY
『Dota 2』は2011年1月に前作に続くタイトルとして「6.70」がリリースされ、現在の最新バージョン「6.88f」まで細かくバージョンアップが継続されてきました。
今回新たにリリースされる「7.00」アップデートでは、新ヒーロー追加、インターフェースやマップレイアウトの変更、アイテムやヒーローのバランス調整、レベルアップテーブル、獲得スキルの変更など大幅な変更が実施されます。
内容が膨大なので、下記ではかいつまんで紹介します。
ムービーでのまとめは以下のリストがオススメです。
新ヒーローモンキーキング追加
木を飛び移ったり、マップ内のオブジェクト(木、ルーン、落ちているアイテムなど)に変身してだまし討ちできる
新たなインターフェースの採用
ゲーム内インターフェースの変更。ショップ、クーリエ、ステータス、画面上部のヒーローミニバーなど多岐にわたる。
ゲーム開始前のヒームーピック画面変更、作戦タイムを追加
- ピック画面のフィルタ機能を強化し、ヒーロー選択が容易に
- ピック画面にチーム構成のバランスステータス表示を追加
- チーム構成に合わせた、使用ヒーローのオススメ追加
- ゲーム前に30秒の作戦タイム追加。味方・敵のレーン配置や初期のワード設置箇所をミニマップで共有したり、購入するアイテムを伝えることが可能
詳細は以下。
新たなゲームプレー
レベル
- Ultimateスキル覚えるレベルが6、12、18になった(これまでは6、11、16)
- レベルごと(10、15、20、25)に能力アップが可能となった。これまではステータス数値のアップだったが、「7.00」からはレベルおよびヒーロー毎に用意されている2つの能力から好きな方を選択する(画像はCrystal Maidenの場合)。
- レベルアップするのに必要な経験値の配分が変更された。「7.00」では最高の25に到達するまでに必要な経験値は、これまでの23レベル相当となった(共に27,500)。※つまり、レベルが上がりやすくなった(6.X系のレベル25には32,400経験値が必要だった)
- レベルごとに設定された生き返るまでの必要時間が短縮された(ただし25レベルはこれまでと同じく100秒)
- ヒーローキル時の獲得ゴールドおよび経験値、死亡時のゴールドロスの数値・計算式が変更された
BackpPack(バックパック)
- 各ヒーローがバックパックに追加で3つのアイテムを入れて移動出来るようになった
- バックパック内のアイテムを使用したりオーラ効果を得ることは出来ない
- Gem, Rapier, Bloodstone, Aegisはパックパックにいれることはできない
- バックパック内のアイテムはショップ近くかつ、インアクティブタイマーの制限がかかっていない状態であればいつでもメインインベントリと入れ替えや合成ができる
マップ変更
- 最強のナチュラルクリープ「Roshan」の位置がボトムルーン付近からからトップルーン付近に変更された
- 「Shrine(礼拝堂)」が各チームの「Secret Shop」や「Ancient Camp」付近に合計5つ追加された
- 「Shrine」からテレポートしてマップ上を移動することが可能
- 「Shrine」右クリックしてアクティブにすることで近くのヒーローにオーラ(120HP、40MP回復)を付与。使用すると、次に効果を発動させるまでま5分のクールダウンが必要。
- 川には「パワーアップルーン」のみが出現するようになった (ゲーム開始直後は出現なし)
- 「バウンティルーン」はジャングル内に2分おきに出現するようになった (ゲーム開始直後から出現)
- ジャングル内のルート等をリワークした
- プライマリジャングル内 (Ancient×1, Hard ×2, Mediump×2、Small×1)
- セカンダリジャングル (Ancient×1, Hard ×1, Mediump×1)
- マップ上の移動可能なルート、ワードの設置箇所をリワークした
- ナチュラルクリープの出現時間を変更した (0:30/1/2/3/4/etc→0:30/1/3/5/7/etc)
- 新しい「Ancient Neutral Camp」を追加 (Prowler Acolytes×2、Prowler Shaman×1)
- Town Portal Scrollを使用した時に付近の木をなぎ倒さなくなった
- Tier4 のタワーは 3HP/秒の回復能力を持つようになった
その他
- コミュニティ製Botと対戦が可能に
- Slardar, Viper, Enigmaのモデルデザインを変更した
この他にもヒーロー、アイテム、タワーなどに様々な調整が行なわれています。
より詳しくは、下記アップデートの特設サイトをご覧ください。
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