日本のプロeスポーツチーム Detonation GamingがCounter-Strike: Global Offensive部門の結成を発表しました。
チーム公式サイトの発表によると、CS:GO部門は2016年12月1日付けで設立となり、現在は4人のスターティングメンバーが決定している状態です。
チームに所属するのは、先日無期限活動停止が発表され話題となった 4dimensioNに所属していた Himajun選手、 STABA選手。そして、 Cipangu.GO より ShirleyAstre 選手、 ZodiaXが加入となります。
Taro “ShirleyAstre” Yamauchi (チームリーダー、ex-Cipangu.GO)
みなさんが待ちわびていた自分の状況について、公式声明を出すときがやってきました。
私はDetonatioN Gamingに参加できて非常に興奮しています。私は最も愛するCounter-Strikeを一生懸命に取り組み続けていける環境にとても感謝しています。
私とチームメイト達が多くの素晴らしい瞬間をコミュニティのみなさんにお届けするのは間違いありません。
https://twitter.com/ShirleyAstre
Ryoto “Himajun” Takeuchi (ex-4dimensioN)
この度DetonatioN Gamingで活動することになったhimajunです。
自分の実力を世界に見せつけられるよう頑張ります。
Munehito “STABA” Takekawa (ex-4dimensioN)
CS1.6からプレイしているSTABAと申します。
Counter-StrikeのチームとしてはじまったDetonatioN GamingにCS:GOで所属することが出来てとても嬉しいです。
がんばるます。
Masaru “ZodiaX” Yoneshige (ex-Cipangu.GO)
DetonatioN Gamingで活動することになったZodiaXです。
素晴らしい組織で活動することができて興奮しています!
https://twitter.com/zodiaxJESUS
今回、CS:GO部門チームを設立する機会を頂たいたことを嬉しく思います。
正直にいえば、日本ではCS:GO部門でのマネタイズは非常に厳しく、設立について二の足を踏んでいたことも事実です。
しかし、DetonatioN Gamingは『Counter-Strike』から始まったチーム。
私としては恩返しも含め、我々が参入することでの日本市場の活性化を願うと共に、グローバルへの挑戦をチームとしてサポートしていきたいと思っております。
皆様のご協力と応援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
DetonatioN Gaming CS:GO部門では、1~2名の新メンバーを募集しています。
応募条件
待遇一例
選考の流れ
より詳しい応募規約や応募方法については情報元のリンク先を参照して下さい。
今回の発表とあわせて、2名が移籍となる Cipangu.GOは活動休止なることが発表されました。
Cipangu.GOは活動を休止します。— Cipangu.GO (@CipanguGO) 2016年11月28日
ShirleyAstre選手に確認したところ、最終メンバーは下記のようになっていたそうです。
ex-Cipangu.GO
日本トップクラスのプロゲーミングチームが、トップクラスのメンバーを起用してのチーム結成となりますが、日本シーンの状況はあまり良い状態とは言えません。
定期的に大会を開催していた『JCG』が今後のCS:GO大会の開催を見合わせを発表している他、 4dimensioN解散、試合がなかなか組めないといった声が聞こえてきたりする状況です。
幸いなことに、日本が参加出来る海外大会、マッチメイキングのプラットフォームが存在しており試合が出来ないわけではないですが、海外チームとの対戦のためレイテンシーの問題があり公平感のある対戦が出来ない場合もあります。
このような状況が続くとだんだんゲームから離れてしまう人が出始め、5人がそろわずチーム活動が設立せず余計にシーンが縮小していく、というのがCounter-Strike1.6の時に起きた現象でした。
歯止めをかけるには、仲間はいなくなってしまったけど試合をしたいというようなプレーヤー達が試合に参加出来る環境を作ったり、新規層を増やしていくことが必要になります。これは以前にも書きましたが、各個人が少しずつ何かしら発展に貢献をしていく必要があります。
DetonatioN Gamingは、テレビ番組等のメディアに頻繁に登場する他、ゲーム動画配信プラットフォーム『OPENREC.tv』との協業発表以降、ゲームの番組配信に力をいれています。こちらでCS:GOを題材にした展開があると、ゲームの認知につながる可能性があります。テレビの方は、実際の武器を使うFPSということでなかなか難しいかもしれませんが。
最後に、 DetonatioN GamingとCounter-Strikeというと、どうしても聞いておきたいことがあり問い合わせを行ないました。こちらについては回答がいただけた場合に追記予定です。
追記されて無いってことは返事がこなかったもしくは書けないようなものすごい返事だったのか.