株式会社ビット・トレード・ワンがエントリゲーマー向けのゲーミングキーボード『Death Illuminator』を発表しました。
『Death Illuminator』は「ビットフェローズ」ブランドで展開する定番機能を盛り込んだゲーミングキーボードをベースに、スティール鋼板を採用した安定性と、LEDのカラーライト機能を追加した製品です。
ビットトレードワンで開発を担当する梅村 匡明氏は『DHARMAPOINT』時代から、他社にはないフロントセンサー採用のゲーミングマウスなど独自の製品を世に送り出してきました。同氏は、もう一つのこだわりとしてこれまで開発したゲーミングデバイスに製品を無駄に発光させる「LED発光」機能を採用してきませんでした。今回なぜその仕様を組み込んだ製品を作ったのでしょうか?
LEDはゲームで勝つことに無関係な不要な機能。ただし需要があるのは事実
「ゲーミングデバイスにLEDを採用し光らせることはゲームで勝利することに関係が無い」とう考え方があり、いまでもその存在意義に疑問を感じるゲーマーや開発者は一定数存在しています。
しかし、「LED発光」はいまのゲーミングデバイスにとっては当然の機能で、昨今のゲーマーには「あって当たり前」という代物です。「ゲームで勝利するための機能ではない」ということすらどうでも良いという人の方が今となっては多いかもしれません。さらにいえば、同じ機能だったら光る製品の方が単純に売れるという事実があります。
LEDもつけてこの機能・価格。みんなはどうする?
そんな状況に対し、梅村氏が世に送り出したのが基本的なゲーミングキーボードの機能を網羅しつつ、鋼板を採用した安定性と、お望みのLED発光を搭載しながら3,000円を切るという製品です。
「デスイルミネーター」はそのまま訳すと「死の発光体」となりますが、実際は「イルミネーションの死」のような意味が込められているのではないでしょうか。
梅村氏の守護霊にインタビューしつつ秘密結社の陰謀論並に深読みしたところ、「LED発光」機能はゲーミングデバイスとして自慢するところなのか? 俺ならLED機能を付けてもこの値段で利益を出しつつ、みんなが望む機能も載せられる。LED機能を押し出して競い合うのはもう終わりだというようなメッセージを受け取りました。
ご本人が意図する内容と全く違っていましたら申し訳ありません。