Natus VincereがDota 2部門のメンバー変更を発表しました。
Natus Vincere は2016年8月に開催された公式大会『The International 2016』でベスト16という結果となりましたが、メンバー変更は行なわずに秋シーズンを迎えていました。
その後、『Dota Pit League Season 5 CIS Qualifier』で3位、『The Boston Major 2016 Europe Qualifier』でグループステージ9位となり、チームはメンバーを入れる決定を下しました。
約1年前の2015年10月に新チームを構築する際は、DendiとSoNNeikOをコアとしていましたが、今回はSoNNeikOではなくDendiとGeneRaLを中心にチーム作りを行なっていく事になります。
NAVI Dota 2
脱退
Natus Vincereは新たなチーム構築に向けて、YouTubeにて「Na`Vi Inside」プロジェクトをスタート。
こちらには、チームのマネージャーや関係者が登場し、ファンからの質問に答えるなどしてチームとファンの距離感を近づけることを目的としています。
今回はディレクターのEugene Zolotarev氏とDota 2チームマネージャーのIgor Sydorenko氏が登場し、新たな展開について説明しました。
まず、The Internationalで成績が振るわなかったのはチーム内のコミュニケーションに問題があったためとのこと。
一般的に、CISの人々は不満があればハッキリと伝えるそうなのですが、Dota 2チームのメンバー達はタイプが異なり不満を内に秘める傾向がありました。その結果、不満が次第に蓄積してしまいこれがチーム内の問題に繋がっていたそうです。
来シーズンでのDota 2チームの目標としては、下記の3点が挙げられました。
今回、DendiとGeneRaLの2人を残した理由についても説明がありました。
Dendiはプロとしての意識が高く、成長するためにたくさんの練習をする他、チームが提案する新たな取り組みについても柔軟に対応している点などが評価されていました。
GeneraL選手については多くの課題があるものの非常に可能性がある存在で、チームの指導により変わっていくことが出来ると信じての起用になるそうです。
動画ではこの他にもCISエリアのDota 2シーンなどについての話も行なわれていました。