2016年11月13日よりアメリカで開催される「NA Scouting Grounds」の参加権を獲得したプレーヤーが、SNSやゲーム内の振る舞いを理由として参加拒否の判定をくだされたことが明らかになりました。
『2016 NA Scouting Grounds』は、『League of Legends』北米エリアを対象に行なわれるスカウトイベントです。
Riot Gamesはこれまでに行なわれてきた今シーズンのRankedゲーム「Master」「Challenger」の成績を元に、「Top」「Jungle」「Mid」「ADC」「Support」各ロールの優秀選手をNA LCS Studioで実施されるスカウトイベントに招待します。
こちらには北米トップリーグ「NA LCS」、「NA LCS」の出場権をかけて行なわれる「NA Challanger」のチーム関係者も参加し、数日をかけて候補者達と様々なコミュニケーション、練習ゲーム、総当たり戦を実施。その結果実力が認められればプロチームとの契約が行なわれるという仕組みになります。
『2016 NA Scouting Grounds』についての前置きが長くなりましたが、同イベントの参加候補者にはゲーム内クライアントを通じて連絡が届きます。アメリカランクNo1のジャングラーであるTarzaned氏にもこの通知が届き、『2016 NA Scouting Grounds』への参加を希望する申請を実施。
後日eメールにて返事がとどきましたが、ゲーム内での暴言やチームメイトへの中傷行為、SNSでの振る舞いがプロ選手としての言動として相応しくないとして、『2016 NA Scouting Grounds』への参加は認められないとの回答でした。
Maybe NA can get past quarter finals now :thinking: pic.twitter.com/9befP6Vrea— Tarzaned (@tarzanedlol) 2016年11月1日
I Guess I Will Always Be The Inferior Jungler. pic.twitter.com/AoMKenhKQn— Tarzaned (@tarzanedlol) 2016年11月4日
この仕組みはアメリカ以外ではいまのところ実施されていませんが、プロチームの採用選考において同様の振る舞いをしていることが明らかとなった場合は不採用となる可能性が高いのは間違いありません。
プロとして活動していきたいという人は、これを反面教師としてゲームやSNSでの振る舞いを正しいものとしていく必要があるでしょう。