2016年11月3日(木・祝)文化の日に、ヒカリエホール(東京・渋谷)にてLoLの様々な文化を楽しめるイベント『Logicool G CUP 2016』が開催されました。
『Logicool G CUP 2016』会場では、アマチュア王者を決定するトーナメント決勝戦以外にも、有名人とのエキシビションマッチ、イラスト、川柳、コスプレ、ファンアートの展示など『League of Legends』の文化や世界を楽しめる様々なイベントが実施されました。
キャスター陣: eyes氏、Revol氏、katsudion氏
以下では、その様子を紹介していきます。
エキシビションマッチには、League of Legendsのキャスター、プロゲーマー、ストリーマーなどの有名人が登場し、さまざまな形式で対戦が行なわれました。
普段は日本プロリーグや世界大会において実況を担当するeyes氏、解説Revol氏がLoLで対戦。試合はミッドレーンでの1vs1で、先に相手のタワーを破壊するかチャンピオンを倒せば勝利というルールで行なわれました。
普段から定期的にLoLをプレーしているというeyes氏に対し、Revol氏は世界各国で行われるプロがチームの試合を研究するのに時間を費やしているため、シーズン中はほとんどプレーすることが出来ていないそう。
そんな状況がそのまま反映されてか、eyes氏がゲーム中に「そのスキルはミニオンを貫通しないですよ」とレボル氏に解説をするなど余裕を見せながら優勢に戦いを進め、見事にに勝利しました。
2試合目は人気配信者ブンブン丸氏と石井プロ氏の対決。
ブンブン丸氏はファミ通の編集者にして、格闘ゲームからMOBAまでありとあらゆるゲームをやりこむゲーマーで、LoLのランクはゴールド。石井プロ氏はLoL配信においてブロンズとシルバーの狭間における数々の名プレーと名言でファンを楽しませているゲーマーで、現在のランクはブロンズ4。両者共に格闘ゲーム出身で、1vs1で対戦するのはバーチャファイター4以来とのこと。
試合開始が開始されると予想に反し(?)石井プロ氏優勢にゲームを進めていきます。ブンブン丸氏はどうやら設定の不備で操作に戸惑っていたようで、石井プロ氏は「あれ?こんなかんじ?タワー下から出てこいよ!」と格闘ゲーマーらしい言葉でのハラスを織り交ぜながら攻撃していきました。
設定と装備が整ったブンブン丸氏は、的確なスキルで石井プロ氏の体力を削りながら「石井!おまえは森(ジャングル)に帰れ!」など様々な煽りと共に反撃を開始。
ブンブン丸氏のスキルを食らうたびに「やばい!やばい!」と大騒ぎする石井プロ氏に、実況のKatsudion氏は「石井プロ、そんなにやばくないです」と冷静にツッコミ。
石井プロ氏はアイテムを購入しただけで会場が爆笑する異次元のプレーを続け、最後はスキルを使ってブンブン丸氏をタワー下に引き込み、殴り合いを制して勝利を獲得。
「4年間積み上げてきたか、そうでないかの差ですよ」と、いわゆるドヤ顔で勝者のコメントを残しました。
3試合目はプロゲームチーム DetonatioN FocusMeの Ceros選手、 BonziN 選手が来場したお客さんとペアになっての2on2対決。
Ceros選手のパートナーとなったのは、なんと最高位・チャレンジャーランクの かべおさん。
BonziN選手のチームとなったのは、ゴールドランクという女性プレーヤー かたじけない さん。
「せっかくの機会なのでファンの方と楽しみたいです」という Ceros選手に対し、 BonziN選手は「Ceros選手には1vs1ではほとんど勝てませんが、お客さんと協力してがんばります。僕がキャリーします!」と力強くコメント。
しかし、Ceros選手チームは遊びではなく本気のチャンピオンピック。
このコンビは手強く、 BonziN選手チームは早い段階で2キルを奪われ残念ながら敗退となりました。
勝者となった かべおさんには両選手のサインが入った「G403 Prodigy Wireless ゲーミング マウス」が賞品として贈られました。
4試合目は日本のトッププロチーム DetonatioN FocusMeと Rampage による「ツイステッドツリーライン」での3on3対決。
出場したのは DetonatioN FocusMeから Ceros選手、 BonziN選手、 nororin選手、 Rampageから Roki選手、 Paz選手、 Meron選手の計6名。
プロゲーマーたちは通常「サモナーズリフト」での5vs5をメインにプレーしていることもあり、「ツイステッドツリーライン」の全く異なるマップ構造とルールに戸惑いながらプレー。実況解説陣に「いまはそのエリアはキャプチャ出来ませんよ!」と教えられるなど、普段は見ることができないシーンが多々ありました。
しかし、戦闘となればさすがプロゲーマーという見事なスキルや連携の連続で一進一退の攻防に。 Rampageは、倒す事で強力なパワーアップを得ることが出来る中立エリアの「ヴァイルモー」を試合の後半で獲得することに成功し、キル獲得から一気に攻め込み敵陣を破壊。プロチーム対決のエキシビションマッチで勝利をおさめました
先日、スターガーディアンスキンリリースを記念したオリジナル楽曲「Endless Starlight ~命のキラメキ~」が公開されました。
この楽曲を歌う浅場佳苗さんがステージに登場し生ライブを実施。
会場を訪れたサモナー達はサイリウムを振ったり、かけ声を発しながら「Endless Starlight」の生歌を楽しんでいました。
また、浅場佳苗さんはライブ中のトークにて、普段はノートパソコンを使用しタッチパッドで「League of Legends」をプレーしているというエピソードを披露。『Logicool G Cup 2016』に出演していなかったらゲーミングマウスやキーボードの存在を知らずにプレーし続けていたかもしれないと語り、会場からは驚きの声が上がっていました。
2015年に東京ゲームショウで実施された『Logicool G Cup 2015』 に DeToNatorのメンバーとして出場し優勝した大会OBをゲストに迎えたトークショーも行なわれました。
出演したのは RampageでMidを担当する Roki選手と、 DetonatioN FocusMeでADCサブプレーヤーの nororin 選手。MCはLJL実況の eyes氏、解説の Revol氏が務めました。
『Logicool G Cup』についての思い出について聞かれると、nororin選手は「それまでは見る側で、(プレーする側として)初めて出た大会でした。LoLというゲームについての見方が変わったり、みんなで一緒にやるゲームだと改めて感じるようになりました」と回答。
プロに入ったきっかけについて聞かれると、Roki選手は「Logicool G Cupが終わった後、RampageからLJL出場に興味は無いかと声をかけられれました」と答え、nororin選手も「大会後に、DetonatioN FocusMeからトライアウトを受けてみないかと誘われました」と、大会での活躍がプロチーム関係者の目に止まった結果、現在の自分があることを明かしていました。
今回行なわれた『Logicool G Cup 2016』からも、両選手のようなプロが誕生する可能性を期待出来そうです。
今回はコカ・コーライーストジャパン株式会社が協賛し、来場者全員にコカコーラを無料でプレゼント。
日清食品株式会社も、「日清のとんがらし麺 うま辛海鮮」を来場者に無料配布。他のカップ麺にはないという唐辛子を練り込んだ麺と辛さの中にもうまみがあるスープが特徴です。
イベント中には、Revol氏がステージ上で同製品の試食を実施。
通常でも辛いスープですが、同梱されている辛さ調整パウダーを加えることで、さらなる辛さを実現することが可能。追加に挑戦したRevol氏は辛さに耐えながら「LoLに例えるなら、カタリナのUltが口の中で炸裂しているような辛さ」と評しつつ完食。
「個人的に、辛いものを食べると良い切り替えになるのでオンラインで購入してみたい」とコメントしました。
株式会社ニデックは、プロゲームチーム DetonatioN FocusMeと共同開発したゲーミンググラスG-SQUAREアイウェアの魅力について紹介。
同社の高橋大氏は「ゲーマーにとって、メガネは勝つためにかけるもの。ゲームに勝つためには練習をしなければなりませんが、長時間練習をすると目に疲労が蓄積されます。」と語り、この問題を解決するのに「G-SQUAREアイウェア」の軽くて長時間着用しても疲れない構造、ブルーライトカットや目の負担をやわらげるネッツペックコートが有用であると説明しました。
同製品を着用しているというeyes氏は「とにかく軽くて驚きました。疲れないし、度が入ったものを作る事も出来ます。今回はブースがあるので、1度着用して見て欲しい」とオススメしていました。
本イベントを主催したLogicool社は「Logicool G」ブランドの哲学と新製品を紹介。
クイズ形式でブランドのタグライン「Game with Passion. Win with Science.」や「Play More」のコンセプトについてアピールしながら、じゃんけん大会を通じたプレゼントを実施しました。
フラグシップのワイヤレスゲーミングマウス『G900 CHAOS SPECTRUM プロフェッショナルグレード ワイヤード / ワイヤレス ゲーミングマウス』と同じ無線技術を採用し、手頃な価格の右きき用ゲーミングマウスとして新登場した『G403 Prodigy Wireless ゲーミング マウス』は会場から「欲しい!」と声があがるほどの人気。
ブランドアンバサダーのStanSmith氏は「G900は本当に素晴らしいマウスですが、良い値段がというのはどうしてもあると思います。G403は手に入りやすい価格なのでぜひ使ってみてほしいです。G900と同じ無線技術が使われていて有線よりも早い反応になっていますし、形状が右手に特化されているので左右非対称のマウスが好きな人にはオススメです」とその魅力について説明しました。
会場では、来場者から『League of Legends』に関する川柳の募集が行なわれました。
イベント終盤に優秀作品として下記の作品が紹介されました。
『League of Legends』のチャンピオン達を見事に再現したコスプレーヤーのみなさんが登場し、ファンとの記念撮影や交流が行なわれていました。
また他、イラストレーターのみなさんによる素晴らしいファンアートが会場に展示されました。
※後の写真リンクで他の作品も掲載しています。ブレしまっていたものがいくつかあり、全てを収録できていません。申し訳なありません。
また、DetonatioN FocusMe選手のサイン会も随時実施され、毎回多くのファンが行列を作っていました。
『League of Legends』の世界や文化に触れることができる文化の日ならではのイベントになっていたと思います。
時期は未定ですが、第3回大会実施の構想があるとのことなので、今回行く事が出来なかった方は次回の開催時にはぜひ足を運んでみて下さい。
配信アーカイブ
大会写真
決勝トーナメンなとの様子は下記の記事をご覧ください。