CS:GO大会『ESL Pro League Season 4 Finals』で Cloud9が優勝となりました。
『ESL Pro League Season 4 Finals』は、アメリカとヨーロッパで開催された予選を勝ち抜いた11チームが出場し(1チーム欠場)、ブラジルのスポーツ複合施設「Gin?sio do Ibirapuera」で開催されました。
#ESLProLeague CHAMPIONS! @C9shroud @Stewie @C9Skadoodle @autimaticTV @n0thing @Cloud9 pic.twitter.com/OqaVO6DahT— ESL Counter-Strike (@ESLCS) 2016年10月30日
YOUR #ESLPROLEAGUE SEASON 4 CHAMPIONS – @CLOUD9pic.twitter.com/FhKk7Avsp8— ESL Counter-Strike (@ESLCS) 2016年10月30日
Celebratory flashbang dance! @n0thing pic.twitter.com/fl97WAKPIs— ESL Counter-Strike (@ESLCS) 2016年10月30日
.@autimaticTV received his HLTV MVP by ZOWIE medal! pic.twitter.com/vRzskU4qik— HLTV.org (@HLTVorg) 2016年10月31日
ファイナル (動画アーカイブ)
ファイナルは1マップ目から大激戦。CTでスタートした Cloud9が序盤から鉄壁の守りを見せ5ラウンドを連取し、 SK Gamingはたまらず早々にタクティカルタイムアウトをとらざるを得ない展開に。
7ラウンドではTACOがC4設置後、解除を狙うn0thingとの1vs1で対決。n0thingが解除フェイク3回を含む心理戦をしかけますが、TACOは見事な判断で爆破を成功させるという派手さはないながらも大歓声が起きる対決が披露されSK Gamingがついにラウンド獲得。しかし Cloud9の勢いは止まらず13-2と圧倒的リードして前半を折り返し、このマップは Cloud9かと思われましたが、ここでゲームが決まらないのが現在のCS:GO。 SK Gamingはautimaticの5人抜きなどを含む Cloud9の猛攻に対し、TACOやFalleNが複数のマルチキル見せるなどこちらも堅い守りで対抗。SK Gamingは後半を凌ぎきり15-15で延長戦へ持ち込むと、延長戦はよい流れを切らさずに19-17で勝利。
続くマップは Cloud9ペースでゲームが進み、de_mirageはテロリストで前半9-6から、後半のカウンターテロリストで7ラウンドを連取し圧勝。続くdust2もテロリストで13本を取る展開から、後半6ラウンド目に決着が付くスピード展開で勝利となりました。
セミファイナル
クウォーターファイナル
Group A
Group B
有名解説者のThorin氏によれば、大規模国際LAN大会でのアメリカ優勝は『WSVG ISC 2006』における compLexity Gaming以来とのこと。
That should be 10 years and 5 months!https://t.co/GTXpUSlSRV— Thorin (@Thooorin) 2016年10月31日
これ以降のCSシーンは、主にウクライナ、スウェーデン、フランス、ポーランド、ブラジルが王座を争う展開が続いてきました。今年は下記の通り、各大会で優勝チームが異なっており、一強チームがなくどのチームが勝つかわからないという観戦者側からすると最も最高の展開が続いています。
And the streak continues…
ECS – G2
Cologne – SK
EL – VP
StarSeries – NiP
ESL NY – Na`Vi
EPICENTER – dignitas
ESL Pro League S4 – Cloud9— Milan ?vejda (@StrikerHLTVorg) 2016年10月30日
歴史が繰り返されるのであれば、このあとに起きてくるのは中国、韓国を中心としたアジア勢の台頭になるでしょう。
C9!C9!
金になると分かった時のアメリカとブラジルの強さは異常